連続講演会「ミュージアム発・マンガの未来へ」 第5回:マンガと音楽
講師 |
さそうあきら 氏
マンガ家・京都精華大学マンガ学部准教授 |
コーディネーター |
呉 智英 氏
評論家・京都国際マンガミュージアム研究顧問 | |
京都国際マンガミュージアムでは,マンガ文化の更なる発展と様々な領域での活用を促進するため、「ミュージアム発・マンガの未来へ」と題して、著名なマンガ関係者を迎えての講演会を定期的に開催しています。
今回は、マンガ家のさそうあきら先生をお迎えし、このほど映画化された代表作「神童」を題材に、マンガにおける音楽の描き方についてお話をうかがいます。「神童」はクラシック音楽をテーマとしていますが、視覚メディアであるマンガで音楽を表現するには作劇上の高度な工夫が必要になります。さそう先生の苦心や工夫についてうかがいつつ、マンガ表現の中の「音」の役割について解き明かします。
日時 |
2007年 5月27日(日) 午後1時~3時 |
会場 |
京都国際マンガミュージアム
1階 多目的映像ホール |
内容 | マンガと音楽 |
聴講料 |
無料 ミュージアムへの入場料は別途必要です。(大人500円、中高生300円、小学生100円) |
定員 |
250名、申込不要、先着順
※手話通訳が必要な場合は、
5月19日(土)までにお問い合わせ下さい。
(→ お問い合わせフォーム ) |
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さそうあきら 氏 プロフィール
1961(昭和36)年兵庫県宝塚市生まれ。早稲田大学に進学し、漫画研究会に所属。在学中の1984年に「シロイシロイナツヤネン」でちばてつや賞大賞を受賞しデビューを飾る。代表作に「神童」(第3回手塚治虫文化賞受賞)、「トトの世界」などがある。京都精華大学マンガ学部准教授。
映画「神童」について
さそうあきらのマンガ作品『神童』を原作とした日本映画。天才的なピアノの才能を持つ小学校5年生の少女と絶対音感を持つ大学浪人生の心の交流を描く「クラシックマンガ」の先駆的作品を映画化したものである。監督:荻生田宏治。出演:成海璃子・松山ケンイチほか。音楽:ハトリ・ミホ。制作:「神童」製作委員会。配給:ビターズ・エンド。京都みなみ会館・シネ・リーブル梅田ほかで2007年4月21日より公開予定。
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