えむえむ連続講座レポート

日 時2006年12月10日(日) 13:00~14:30
場 所京都国際マンガミュージアム 研究室1
講 師 小野耕世(おの・こうせい)
津堅信之(つがた・のぶゆき)
参加者約50名

「えむえむ連続講座」は、マンガ文化の幅ひろいすそ野を知っていただくための連続講座です。

第1期第1回目のテーマは、マンガと深い関係にあるアニメーション。それも、近年改めて注目を浴びている海外のアニメです。チェブラーシカやシュヴァンクマイエルといった名前にお聞き覚えはございませんか?

講師は、小野耕世さんと津堅信之さん。
小野さんは、先ごろ、まるでトレジャーハンターのごとく世界中を飛び回り、財宝=アニメーション作家へのインタビューをまとめた労作『世界のアニメーション作家』(人文書院、2006年)を出版された評論家。

対する津堅さんは、『日本アニメーションの力』(NTT出版、2004年)などで知られる、新進気鋭のアニメ史研究者。「これ1冊でアニメがわかる!」と 紹介される本を書かれるだけあって、ゆるぎない独特の審美眼を持った小野さんの「コウセイワールド」案内人として、これ以上ないという役割を果たしてくれました。

もともと教室だった会場に集まった“生徒”は約50名。
貴重な海外作品なども鑑賞しながら、海外アニメを鑑賞する際の審美眼や、それを支える歴史的知識を学んだ濃密な90分でした。

詳しくは、近日ご報告いたします