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1980年代初頭、アニメ作品「機動戦士ガンダム」が巻き起こした大ブームは、アニメブームであると同時にプラモブームでもありました。「ガンプラブーム」と呼ばれるこの社会現象は、既成品の改造やフルスクラッチによってアニメに登場しないオリジナルメカを創ってしまうスターモデラーたちを生み出します。30年近くの長きにわたる「ガンダム」シリーズの生命力の源、ファン創作による「ガンダム」ワールドの拡大再生産は、この時はじまったと言っていいでしょう。
「機動戦士ガンダム」の歴史的意義を多面的に論ずる連続フォーラム、第1回は「ガンプラブーム」に焦点をあてます。どうぞご期待ください。
日 時 |
2007年3月3日(土) 午後1時~2時30分
会場(研究室1)の開場時間は午後0時30分 |
会 場 |
京都国際マンガミュージアム 3階 研究室1 |
講 師 |
川村 清志氏 (札幌大学助教授、専門:民俗学) |
論 題 |
「動物化するポスト・ガンプラ進化論の消息――であります」 |
参加費 |
無料
マンガミュージアムに入館いただくためには、別途料金が必要です。
ミュージアム入場料:大人300円、中高生200円
★参加条件が変更になりました。特別展観覧券がなくともご参加いただけます。★ |
定 員 |
60名(立見含む)
※当日午前10時~10時30分に、会場前にて整理券を配布致します。 |
川村清志(かわむら・きよし)氏 プロフィール
1968年、奈良市生まれ。大阪大卒、京都大大学院修了、学術博士。専門は文化人類学、日本文化学。札幌大学文化学部日本語・日本文化学科助教授。主著に『電子メディアを飼いならす―異文化を橋渡すフィールド研究の視座』(共著、せりか書房、2005年)などがある。
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