和紙彫塑作家の内海清美氏の人形を撮影した立体ハイビジョン作品。源氏物語の登場人物を和紙で作り、ストーリー仕立てにしたもので、源氏物語千年紀を記念して制作。東京多摩センターの「内海清美・源氏物語館」で上映されていたが、その他の会場では、今回が初公開。日本ポストプロダクション協会主催JPPA AWARDS 2004 プログラムⅣ部門ゴールド賞、日本映画テレビ照明協会主催 第35回 照明技術賞 産業・教育・記録映画部門最優秀照明賞等を受賞。 |
◎内海清美プロフィール
1937(昭和12)年、東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒業。昭和53年、世界クラフト会議日本クラフトコンペ入賞。以降、和紙彫塑家として活動。「平家」や「空海」等をテーマに和紙人形による展覧会を多数開催。平成15年から源氏物語をテーマに380の彫塑と背景で17のシーンに再現した空間物語作品を展示する「内海清美・源氏物語館」を開館。(平成17年11月閉館)
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