ちょっとずつ動く一枚一枚の絵を並べて続けて見せると、絵が動いているように見えます。 絵自体が動くわけではなく、目が錯覚をおこしているだけですが、これがアニメーションの基本です。
ゾートロープは、今のように機械が発達していなかった時代に絵の動く装置として考え出されました。 このように単純な動きの繰り返ししかできなかったものが、徐々に発展していき、フィルムなどの映写機になっていきました。
モニターに流れている作品は、鉛筆やペンだけで描かれた簡単なものですが、一枚一枚の絵をもっと描きこんでいくとテレビアニメやマンガ映画のような作品となっていきます。
このワークショップでは、手描きのパラパラまんがを「アニメーション」という動画として完成させます。最後には、特設大スクリーンを使った上映会も行います。 自分の描いた絵が動き出す感動を味わってください! |
講師:堂野 能伸(どうの よしのぶ) プロフィール
京都精華大学マンガ分野卒 龍野藝術工房 伊勢屋 代表 京都精華大学マンガ学部 非常勤講師
「まっぷるマガジン」(昭文社)の巻頭付録や新聞・雑誌などに、マンガイラストマップを執筆 平面だけでなく銅像・石像・オブジェの制作や町づくりイベントなども手がけ、幅広く芸術家として活躍中 マンガを用いた、いろいろなワークショップを各地で行っている
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