えむえむ連続講座
第6回:サザエさんの正体――原作とアニメの“格差”
講師 |
清水 勲 氏
マンガ・風刺画史研究家、京都国際マンガミュージアム研究顧問、帝京平成大学教授 | |
京都国際マンガミュージアムでは、マンガ文化の持つ多様な側面と可能性を紹介し、マンガの更なる発展と様々な領域での活用を促進するため、さまざまな分野における第一人者を講師に招き、定期的に「えむえむ連続講座」を開催しています。
第6回目となる今回は、長谷川町子先生原作のマンガ「サザエさん」を題材に、この戦後最高の傑作新聞4コママンガ7,000点にひそむ謎と、その誕生の背景を、当ミュージアムの研究顧問であり、マンガ史研究家である清水 勲氏が解き明かします。
日 時 |
2007年 4月29日(日)午後 1 時~ 2 時 30分
※開場時間は午後0時30分 |
会 場 |
京都国際マンガミュージアム 3階 研究室 1 |
テーマ | サザエさんの正体――原作とアニメの“格差” | 参加料 |
無料 ミュージアムへの入場料は別途必要です。(大人500円、中高生300円、 小学生100円) |
定 員 |
50名、申込不要、先着順 ※当日午前10時~、会場前にて整理券を配布致します。 |
【サザエは波平の実の子ではなくフネの連れ子だった!】 誰もが知っているアニメ版と比べると、長谷川町子先生原作の「サザエさん」マンガ原作版には、生々しい人間模様がしばしば垣間見られます。その謎と背景に迫ります。
清水 勲 氏 プロフィール
1939(昭和14)年東京生まれ。マンガ・風刺画史研究家。日本漫画資料館館長。1982年、ジョルジュ・ビゴーの研究で第1回高橋邦太賞(現・日仏文化賞)受賞。1986年、長年の漫画史研究が認められ、第15回日本漫画家協会賞特別賞受賞。『漫画の歴史』(岩波書店)、『サザエさんの正体』(平凡社)、『大阪漫画史』(ニュートンプレス)、『図説 漫画の歴史』(河出書房新社)など著書多数。
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