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えむえむ文化講座 シリーズ第1期

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次回 : 第10回 2008年3月17日(月)

漫画の可能性にむかって

これまでの講義で読み解いてきた「歴史」や「美術史」の観点から見た「日本漫画」の姿とこれからの可能性について、受講生の皆さんと議論を深めながら考えて行きます。

 京都国際マンガミュージアムでは、マンガ文化の持つ多様な側面と可能性に触れていただくため、講座やワークショップなどを随時開催しています。

 このたびは、今や世界の共通語「MANGA」として認識されつつある日本マンガのルーツを探る文化講座を開講します。講師に橋本初子先生(京都精華大学名誉教授)を迎え、豊富な史料を読み解きながら、歴史的視点から見た「日本漫画」をわかりやすく、楽しく講義していただきます。

講 師橋本 初子 氏
京都精華大学 名誉教授
期 間2007年 6月18日(月)~ 2008年 3月17日(月)
毎月第3月曜日 全10回
時 間各回 午後1時30分~3時30分 (120分、途中休憩あり)
会 場 京都国際マンガミュージアム 3階 研究室 1
受講料 1回 / 1,000円

※受講料は当日講義会場にてお支払いください
※ミュージアムへの入場料は別途必要です

定 員 30名 (15名以上で開講)
※事前に申込が必要です。
申込方法

下記、申し込みフォーム からお申し込みください。
※各回、開催日の1週間前が締切日です。

問合せ先京都国際マンガミュージアム 
事業推進室 (電話:075-254-7411)
全10回の講義内容
第1回6月18日(月) 前・漫画―漫画が生まれる前 <終了>
第2回7月16日(月) 「TOBAE(とばえ)」
 ―日本初の漫画「鳥獣戯画」の世界 <終了>
第3回8月20日(月) 絵であらわす仏教思想
 ―絵巻・来迎図の中の漫画 <終了>
第4回9月17日(月) 風俗画の誕生
 ―洛中洛外図・屏風絵と「おとぎ草紙」
<終了>
第5回10月15日(月) 風俗画の展開―浮世絵と「北斎漫画」<終了>
第6回11月19日(月) 江戸時代の戯画―「狂画」「鯰絵」「見立絵」等
<終了>
第7回12月17日(月) ビゴー、ワーグマンと居留地文化
 ―『トバエ』と『ジャパン・パンチ』 <終了>
第8回1月21日(月) 近代漫画の系譜―カートゥーンの世界<終了>
第9回2月18日(月) 絵葉書の世界
 ―日清・日露戦争中の絵葉書に見る日本漫画
 ※講座内容が変更になりました <終了>
第10回3月17日(月) 漫画の可能性にむかって
 ※講座内容が変更になりました <終了>

橋本 初子 氏プロフィール
 滋賀県大津市生まれ。日本史家。文化庁の文化財調査のため各地の文化財を調査。京都国立博物館嘱託、京都府立総合資料館歴史資料課主任を経て、現在は京都精華大学名誉教授。東寺、醍醐寺の古文書をはじめ、中世から近世の多数の古文書調査・目録作成を手がける。綿密な史料分析によって、日本史をわかりやすく、楽しく読み解いていく講義には定評がある。著書に『中世東寺と弘法大師信仰(思文閣史学叢書)』[第13回角川賞・第36回密教学芸文化賞受賞]など。