「キャプテン」実写映画公開記念 ちばあきお展 1972年、月刊ジャンプに連載されるや一躍人気マンガの一つとなり、その後、TVアニメ化、劇場映画化と一大ブームを巻き起こした「キャプテン」。メジャーリーガーとして現在活躍中のイチロー選手、元北海道日本ハムファイターズの新庄剛司選手をはじめとする多くのプロ野球選手が、子どもの頃、このマンガ・アニメに影響を受けたと言われるちばあきお氏原作の不朽の名作が初の実写映画となりました。この実写映画化を記念し、複製原画等の関連資料を展示いたします。
マンガ「キャプテン」について
1972年2月号から『月刊少年ジャンプ』(集英社)に連載されたちばあきお氏の野球マンガ。「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」など、いわゆるヒーローマンガが昭和の高度経済成長と共に人気を博する中、現実的で、欠点を持ちあわせ、魔球も無ければ、恋愛の要素を微塵も感じさせない、極めて等身大の中学生を主人公に描いた飾り気のないキャラクターが、仲間と一緒に努力して成長していくストーリーは世代を超えて読者の共感を得,大ヒット作となった。コミックは累計で1,900万部,主人公谷口タカオの高校進学後を描いた兄弟作「プレイボール」の1,300万部をあわせると、実に3,200万部が発行された。1976年、『少年ジャンプ』系作品としては史上初めて第22回(昭和51年度)小学館漫画賞を受賞。 1980年4月にはNTV系列にてアニメ化,翌1981年にはアニメーション映画として劇場公開、1983年にはテレビアニメシリーズとして全26話が放送された。 8月18日(土)新京極シネラリーベほか全国ロードショー |