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えむえむ連続講演会 テーマ「第11回:マンガにおける涙と笑い」

 

連続講演会「ミュージアム発・マンガの未来へ」
第11回 : 「マンガにおける涙と笑い」

講 師 業田 良家 氏
マンガ家 : 『自虐の詩』『シアターアッパレ』など
コーディネーター 呉智英
評論家・京都国際マンガミュージアム研究顧問

 原作映画「自虐の詩」がこの10月に公開されるマンガ家・業田良家氏をお迎えしてお話をうかがいます。
 業田氏の作品は「泣き笑いゴーダマンガ」と呼ばれ、4コマを基本としたギャグマンガでありつつ、さっきまで笑っていた読者がいつの間にか涙を流しているという不思議な魅力を持っています。それはひとえに、読者を作品の中に引き込む構成力の妙にあるでしょう。4コママンガを連作としてつなげて物語を構成するための工夫などに焦点をあてつつ、創作の秘密に迫ります。


日  時 2007年10月28日(日) 午後2時~4時
会  場 京都国際マンガミュージアム 
1階 多目的映像ホール
聴講料 無料

※ミュージアムへの入場料は別途必要です

定  員 250名、申込不要、先着順

※手話通訳が必要な場合は、10月20日(土)までにお問い合わせください。
 (→ お問い合わせフォーム )

業田 良家 氏 プロフィール
1958年、福岡生まれ。1983年、4コマギャグ「ゴーダくん」を『ヤングマガジン』誌上に発表しデビューを飾る。4コママンガを連作して長い物語を語るという新しい作風をいち早く確立し注目を浴びる。「シアターアッパレ」シリーズなどの政治風刺4コマや、「ゴーダ哲学堂」シリーズなど寓話的なマンガ、あるいは川柳つきマンガ「百年川柳」など幅広い活動を行うが、中でも「自虐の詩」などの「泣き笑い」マンガの評価は高く、同作は堤幸彦監督により実写映画化され、MOVIX京都などで10月27日より公開予定。