えむえむ連続講座
第13回:梶原一騎とその時代
講 師 |
高取 英 氏
劇作家、マンガ評論家 |
日 時 |
2007年11月4日(日)午後1時~ 2時30分 |
会 場 |
京都国際マンガミュージアム 3階 研究室1 |
定 員 |
50名、申込不要、先着順 |
参加料 |
無料
※ミュージアムへの入場料は別途必要です |
京都国際マンガミュージアムでは、マンガ文化の持つ多様な側面と可能性を紹介し、マンガの更なる発展と幅広い領域での活用を促進するため、さまざまな分野における第一人者を講師に招き、定期的に「えむえむ連続講座」を開催いたします。
今回は、「巨人の星」や「あしたのジョー」などでマンガ界を席巻したマンガ原作者・梶原一騎と、彼が生きた時代について、同時代の空気を知り尽くした、劇作家でマンガ評論家の高取英氏がお話いたします。
「タイガーマスク」「愛と誠」「柔道一直線」「空手バカ一代」「侍ジャイアンツ」…。マンガ史に残るこれらの名作はすべて、梶原一騎が原作を手がけた作品です。梶原はまた、マンガ原作者のみならず、小説家であり、格闘技イベントのプロモーターであり、映画プロデューサーでもありました。
その存在のマンガ史的な意味はもちろん、数々の“伝説”を持つ人柄まで、様々な角度から、梶原一騎という人物を語り尽くします。
高取 英 (たかとり・えい)
1952年大阪府生まれ。劇団「月蝕歌劇団」を率いる劇作家・演出家。マンガ評論家。京都精華大学マンガ学部教授。大学卒業後、寺山修司の取材・出版スタッフとなる一方、『漫画エロジェニカ』編集長となり、三流劇画ブームを起こすなど、常にサブカルチャーシーンの中心を走ってきた。編著者を務めた『「梶原一騎」をよむ』(ファラオ企画)のほかに、『あしたのジョーの大秘密――矢吹丈とその時代』(松文館)、『寺山修司――過激なる疾走』(平凡社)など著書多数。
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