京都国際マンガミュージアム開館1周年記念対談 村上もとか×養老孟司
我が国初のマンガ文化の総合的拠点である京都国際マンガミュージアムは、京都市・京都精華大学の共同事業として、図書館・博物館、生涯学習、研究、新産業創出、人材育成等の機能を併せ持つ施設として昨年11月末に京都の中心地・烏丸御池に開館しました。 このたび、開館1周年を記念して、現在『スーパージャンプ』において『JIN-仁-』を連載中のマンガ家 村上もとか氏をお迎えし、当ミュージアムの養老孟司館長とマンガにまつわる対談をいたします。 皆様のご参加をお待ち申し上げております。
日 時 |
2007年11月25日(日) 午後2時 ~ 3時30分 |
会 場 |
京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール |
講 師 | 村上 もとか 氏 (マンガ家、京都精華大学 客員教授) 養老 孟司 氏 (京都国際マンガミュージアム 館長) | 内 容 | 対談「医療マンガの解剖学」
現代から幕末の日本にタイムスリップした脳外科医を主人公とした、村上もとか氏の人気作品『JIN―仁―』を題材に、脳解剖学者である養老館長から見る同作品の面白さや、村上氏による創作のねらいについて語っていただきます。古今に名作の多い医学・医療マンガですが、マンガで人間の生命を描く・読むことは意義深く、また独特の難しさが伴います。医療マンガの"解剖"を通じて、マンガの、そしてマンガミュージアムの今後が見えてくることでしょう。ご期待ください。 | 聴講料 | 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です | 定 員 | 250人 (申込者多数の場合は先着順) |
申込方法 |
座席に余裕がありますので、引き続き当館・受付カウンターにて申込みを受け付けております。
お申し込みをされた方へは、申込み時に「参加票」をお渡ししますので、当日ご持参ください。
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■ 主催: 京都国際マンガミュージアム 電話:075-254-7414
村上 もとか 氏 プロフィール
1951年、東京都生まれ。1972年『週刊少年ジャンプ』に『燃えて走れ』を連載、デビュー。1981年に連載を開始した剣道漫画『六三四の剣』はTVアニメ化もされ、大人気となった。本作は1984年に小学館漫画賞も受賞。1982年『岳人列伝』で講談社漫画賞を受賞。1996年『龍-RON-』で再び小学館漫画賞を受賞。現在『スーパージャンプ』で『JIN-仁-』を連載中。
養老 孟司 氏 プロフィール
1937年、神奈川県生まれ。東京大学名誉教授、解剖学者。東京大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。1981年東京大学医学部教授就任、1989年著書『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞。『唯脳論』『バカの壁』など多数の著書があり、脳科学者の立場から人間社会の様々な事象を脳の機能や仕組みと結びつけて評論している。マンガ・アニメにも造詣が深く、『マンガをもっと読みなさい 日本人の脳はすばらしい』(共著:牧野圭一)、『虫眼とアニ眼』(共著:宮崎駿)などの著書がある。その他、テレビ出演や講演会など幅広く活躍。
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