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京都国際マンガ展2006セレクション展 part.2

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 京都国際マンガミュージアムでは、「セレクションギャラリー」として、特定のテーマを設定し、歴史的な作品から現代の人気作まで様々なマンガ作品をご紹介する企画展を展開しています。

京都国際マンガ展2006セレクション展 part.2

 今回は、1991年の第1回以来注目を集めてきた一枚もののマンガ=カートゥーンの国際的な展覧会「京都国際マンガ展」の選抜展です。

 日本ではあまりなじみのないカートゥーンですが、世界的にみると、多くの人が親しんでいるスタイルです。地球環境の悪化、民族間の争いや大きな戦争が後をたたない現代、カートゥーンの持つ風刺やユーモアは益々注目を集めています。

 今回のセレクション展は、『「 不戦の希(ねが)い 」――美しい地球に生きるⅣ』というテーマにて「第7回京都国際マンガ展」(2006年9月 於 京都市美術館別館)に出品され、約5000人の人々を笑わせ、そして考えさせた作品の一部です。

 なお、本展は、2008年6月1日(日)~7月6日(日)に当館で開催される特別展「第8回京都国際マンガ展」の関連展として、昨年、当館で開催された「京都国際マンガ展2006セレクション展」のご好評に答えて企画されたリバイバル展です。

 主要な作品には再登場してもらいつつ、半分は当館初登場の作品となっております。

 いわゆるストーリーマンガだけではないマンガ世界の面白さと原画作品の魅力をお楽しみください。

日 時 2008年 4月17日(木)~6月8日(日)
会 場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー3
入場料 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です

参加作家・作品

金賞 : パウェル・クチンスキー(ポーランド)
銀賞 : コエスタナ(インドネシア)
を含む、「第7回京都国際マンガ展」入賞作家30名30点の原画

「京都国際マンガ展」について

いわゆるコミック、ストーリーマンガとは異なった一枚もののマンガスタイル=カートゥーンの世界を紹介する、国際的な展覧会。1991年の第1回展以来、皮切りの京都はもとより全国各地で展示されてきました。とりわけ2000年にニューヨークの国連本部で開催した第4回展は国連の歴史上はじめての試みとして話題になりました。

京都会場では毎回5,000名近い入場者をえて、隔年ごとの開催を定期展として恒例化しています。毎年テーマが設定されており、地球環境の悪化、民族間の争いや大きな戦争が後をたたない現代において、カートゥーンの持つ風刺やユーモアが持つ意味を強く感じさせる作品が集まっています。