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「マンガでよむ京都 第2巻 平安マンガ絵巻 みやび・異界・キッチュ」展


京都国際マンガミュージアム特別展
マンガでよむ京都 第2巻
平安マンガ絵巻 ― みやび・異界・キッチュ

 京都国際マンガミュージアムでは、京都というまちの歴史や文化に親しんでいただくため、また、多くの情報を分かりやすく伝えるマンガというメディアの力をご紹介するため、「マンガでよむ京都」と題したシリーズ展示を行っています。

 「源氏物語千年紀」にあたる今年2008年は、平安時代の京都をテーマとしたマンガをとりあげます。平安時代「源氏物語」に代表される風雅で壮麗な王朝文化が花開きましたが、その陰で人々は怨霊や鬼におびえ、百鬼夜行が都大路に跋扈(ばっこ)していました。平安京を舞台に繰り広げられた光と陰が織りなす物語を、この時代を描いた数多くの名作マンガとともにご紹介します。あわせて、平安情緒の現代的な姿として、現在販売されている土産物やキャラクターグッズの中に見られる奇妙(キッチュ)な「京都」も、マンガ文化の一環としてご紹介いたします。

期 間 2008年10月25日(土)~2009年1月18日(日)
※12/29(月) ~ 1/3(土) : 年末年始の休館
会 場 京都国際マンガミュージアム
2階 メインギャラリー
料 金大人1,000円、中高生500円、小学生200円
主 催:京都国際マンガミュージアム
共 催:源氏物語千年紀委員会
協 力:風俗博物館
後 援:京都市内博物館施設連絡協議会

「源氏物語」と王朝文化

風雅な恋愛ロマンスとして名高い「源氏物語」の世界を、国宝『源氏物語絵巻』の複製(※)、壮麗な装束類の等身大複製や名場面ジオラマ、大和和紀「あさきゆめみし」をはじめとするマンガ作品の名作・名場面紹介をつうじてご案内します。

(※)期間中展示替あり。

①10/25~11/11  「蓬生」~「横笛」(約8m)
②11/13~12/ 2  「鈴虫」~「御法」(約5m)
③12/ 4~12/23  「竹河」~「早蕨」(約5m)
④12/25~ 1/18  「宿木」・「東屋」(約5m)

悪鬼うごめく王都の闇

平安時代は、占いやまじないが流行し、祟りや呪いに人々が悩まされた時代でもあります。都大路をねり歩く妖怪たちの行列「百鬼夜行」のイメージジオラマ(製作:海洋堂フィギュアミュージアム龍遊館)や、闇を祓うゴーストバスター・安倍晴明の活躍を描いたマンガの名作・名場面をご覧いただきます。

キッチュ・ザ・京都

平安時代以来、1200年余りの長きにわたり、日本文化のふるさととして親しまれつづけている古都・京都。お土産物やキャラクターグッズの中にも、京都ならではの日本情緒が、ちょっとキッチュ(奇妙)な形で息づいています。土産物屋のカラフルな店頭を再現したジオラマや、京都の“ゆるキャラ”コレクションをご紹介します。


平安衣装体験コーナー (衣装提供:風俗博物館)

会場ではご希望の方に平安時代の普段着である男性着の狩衣(かりぎぬ)に袴、女性着の重袿(かさねうちき)を着用体験することができます。(男性用の狩衣は女性の方も着ていただけます。)ご希望の方は、ぜひ会場にお越しいただき、当館スタッフに声をおかけください。着用後はご自由にカメラ撮影をしていただけます。

◆平安時代の普段着について ~狩衣(かりぎぬ)と袿(うちき)~◆
平安時代の貴族は、男性は狩衣(かりぎぬ)に袴、女性は小袖(こそで)と袴の上に袿(うちき)を数枚着重ねて重袿(かさねうちき)とし、普段着として着用していました。狩衣は現代でいうジャケットでしたが、時代が経つにつれ、公式の場での服装へと変化していきます。江戸時代には礼服として、今日では神社神職の服装として着用されています。


関連イベント
マンガと音楽とお話で綴る
源氏千年紀「源氏物語・愛のかたち」
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日 時 2008年10月25日(土) 午後2時~3時30分
会 場 京都国際マンガミュージアム
1階 多目的映像ホール
出演者 演 奏 園城 三花 氏
      (フルート・篠笛・龍笛・能管)
     呉 多美 氏 (ピアノ)
お 話 林 和清 氏 (歌人)
定 員 250名 (要申込、先着順)
申込方法 下記の申込みフォーム もしくは、FAX (075-254-7424) にて住所・氏名(グループ参加の場合は全員の氏名)・電話番号・人数を明記のうえお申込みください。

◆ 定員になり次第締め切り
◆ 受付結果はEメール・FAX・電話等でご連絡致します

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平安のみやび“雅楽”演奏会

<終了しました>
平安のみやび“雅楽”演奏会
日 時 2008年12月7日(日) 午後2時~3時
演 奏 いちひめ雅楽会
会 場 京都国際マンガミュージアム
1階 多目的映像ホール
※会場および定員が変更になりました。ご了承ください。
定 員 100名 (申込不要、先着順)
みうらじゅんトークショー
「キッチュに楽しむ京都のまち」

<終了しました>
“ゆるキャラ”“いやげ物”の名づけ親としても有名な、京都出身のマンガ家・イラストレーター、みうらじゅん氏をお迎えして、仏像のちょっと変わった楽しみ方など、古都・京都の新たな面白さについてお話を伺います。

≫詳しくはこちら

日 時 2008年12月14日(日) 午後2時~4時
会 場 京都国際マンガミュージアム
1階 多目的映像ホール
定 員 250名 (申込不要、先着順)
※当日午前10時より、会場前にて整理券を配布
  (お一人様1枚限り)
※手話通訳が必要な場合は、12月5日(金)までにお問い合わせください
『源氏物語』歴史ウォーキング

<終了しました>
平安京の遺跡をめぐる野外講座です。光源氏が幼少期を過ごし、最愛の人・藤壺宮と出会った内裏(だいり)=天皇の住まい等、平安京の建物の跡地を歩き、平安時代の暮らしぶりについて、最新の発掘調査に基づく専門的知識をわかりやすく解説します。
日 時 2008年11月29日(土) 午後1時~4時(予定)
※見学後、館外にて解散いたします。
集 合 京都国際マンガミュージアム
1階 エントランス
講 師 山本雅和氏 (京都市埋蔵文化財研究所)
料 金 参加費は無料ですが、エントランスにご集合いただく際にミュージアム入場料が必要です。
定 員 20名 (申込不要、先着順)
協 力 財団法人 京都市埋蔵文化財研究所

※関連イベントの料金はすべて無料ですが、ミュージアム入場料は別途必要です。
※関連イベントのスケジュール・出演者・内容については変更の可能性があります。
※上記以外にも、数々のイベントを予定しています。詳細は、館内掲示でご確認ください。