山科流衣紋道講座
-宮廷装束の着装技術を伝承するファミリー 山科家による実演-
平安時代末期以来、宮廷装束の着装技術を伝える家柄がありました。
平安王朝の装束は、それまで強い影響を受けてきた中国文化の模倣を改め、日本独自の衣裳として誕生しました。装束を美しく威儀を整えて、身に付けるための技術が必要とされ、工夫されるようになったのです。その技術が「衣紋」であり、装束の着付けに関する有職故実の集大成が「衣紋道」と言われるようになりました。山科家ではこの「衣紋道」を代々伝承され、「即位礼」の折りには天皇にご装束を着せてこられました。
このたび、京都国際マンガミュージアムでは、この宮廷の伝統文化として伝えられ、今も葵祭をはじめ京都の祭礼など重要な場面で登場する装束の着付け(衣紋道)についてのお話とその着付けの実演を見ていただくイベントを開催致します。
日 時 | 2009年3月8日(日) 午後2時~ |
会 場 | 京都国際マンガミュージアム 2階 多目的研究室2 (和室) |
料 金 | 無料 |
定 員 | 40名 (要申込、先着順)
<申し込み方法> 電話(075-254-7414)もしくはFAX(075-254-7424)にて3月2日(月)までにお申し込みください。申込者多数の場合は先着順。参加者には「参加票」をお送りいたします。◎FAXでの申込み: |
内 容 |
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主催 :京都国際マンガミュージアム
共催 :衣紋道研究会京都支部