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特殊メイクの世界 ―杉浦茂へのオマージュ―

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小松正史 BJライブ

京都タワーやマンガミュージアムのBGMでおなじみの音楽家・小松正史による、音の世界とマンガの世界の融合。スクリーンに投影されたマンガをみて即興で作られる音楽を演奏するライブパフォーマンス。パーソナルメディアであるマンガが、音を通じて、同時に共有できるパブリックアートになる!

DJならぬBJ!?
DJ(disc jockey)ならぬBJ(book jockey)。DJは、ライブなどでレコードをはじめとした音響メディアを使って、場の雰囲気に合わせた選曲を行う人のこと。BJは、レコードに見立てた本を使って、DJのごとく場の雰囲気に合わせた本を選び、ページをめくりつつ映写する人のこと。
小松正史は、このBJが投影したマンガ本を見ながら、鍵盤を使って即興演奏を行う。BJはマンガ本の中身を知り尽くしているので、単にページをめくるのではなく、コマを移動するタイミングやフレーミングを、ほぼ即興的に行い、視覚環境を演出する。ときに、即興演奏に触発されながら、来場者の息づかいにシンクロさせながら、絶妙のタイミングでマンガ本を活写させる。
このライブをきっかけに、目で追っていただけのマンガの印象が、聴覚情報である音によって大きく変わる面白さを体感してください。

出演者 小松正史氏
(音環境デザイナー・環境音楽家・ピアニスト)
日 時 2009年3月29日(日)
①午後1時30分 ②午後3時 (各回 約40分)
会 場 京都国際マンガミュージアム 3階 研究室1
料 金 無料

※ミュージアムへの入場料は別途必要です

定 員 各回50名 (申込不要、先着順)

小松正史(こまつ・まさふみ) 氏プロフィール

音環境デザイナー・環境音楽家・ピアニスト。1971年、京都府生まれ。大阪大学大学院修了。博士(工学)。音響生態学(サウンドスケープ論)、五感環境学、ピアノ即興演奏、公共空間(京都国際マンガミュージアム・京都タワー展望室等)の音環境デザイン、CD制作などを実践。著書に『サウンドスケープの技法』『音ってすごいね。』『京の音』等、CD作品に『いーね』『The Scene』『コヨミウタ』『キョウトアンビエンス』等。現在、京都精華大学人文学部准教授。