KYOTO Cross Media Experience 2009

CMEXアニメウィーク 全体プログラム

9月20日(日)

広島国際
アニメーション
フェスティバル
11:00~12:30 講演+デモンストレーション
「アニメーションのいろいろ -生き生き!ワクワク!」

講師:木下小夜子氏による子供向けの作品上映と、アニメーションの原理があわかる制作デモンストレーションを行います。
14:00~15:30 講演会「広島国際アニメーションフェスティバル -25年の軌跡-」
世界を代表するアニメーションフェスティバル「広島国際アニメーションフェスティバル」。フェスティバル・ディレクター・木下小夜子氏が映像をふまえながら、これまでの25年の歩みを語ります。
17:00~19:00 作品上映「広島国際アニメーションフェスティバル受賞作特別上映」
これまでフェスティバルで受賞した作品のセレクションを一挙上映。いままでにない特別なプログラムでお送りします。
共催:広島国際アニメーションフェスティバル実行委員会
9月21日(月)

ICAF2009
12:10~14:30 シンポジウム:「ICAF、昨日、今日、明日」
古川タク氏片山雅博氏木船徳光氏によるシンポジウム。ICAF に出品された過去の作品を見ながら、これまでの歩みを回顧します。
http://www.icaf.info/
14:40~17:00 Aプログラム:早稲田大学川口芸術学校+IAMAS
17:10~19:30 Bプログラム:(創形美術学校+神戸芸術工科大学)
9月22日(火)

ICAF2009
12:10~14:30 Cプログラム:(東京デザイナー学院+日本大学芸術学部)
14:40~17:00 Dプログラム:(東京藝大+女子美)
17:10~19:30 Eプログラム:(多摩美+武蔵美)
9月23日(水)

ICAF2009
10:00~12:00 特別プログラム:e・magiciens+ PISAF
(プチョン国際学生アニメーション・フェスティバル)
12:10~14:30 Fプログラム:(東京工芸+東京造形)
14:40~17:00 Gプログラム:(成安造形大学+阿佐ヶ谷美術専門学校)
17:10~19:30 Hプログラム:(大阪芸術大学+京都精華大学)+閉会式
9月24日(木) 休館
9月25日(金)

CAF in Kyoto
17:00~18:10 Program A:Carte blanche Helene Tanguay
マーケッター タンゲ セレクション

NFBのマーケティング担当として、37年間アートアニメーションを見続けたエレーヌ・タンゲ。"世界で最も詳しい一人"が選んだ特集。
18:30~19:30 Program B:NFB Today (1) NFB最新作集 vol.1
アカデミー賞Rのランドレス監督、マクラレンの後継者の一人サザランド監督らの新作登場。カナダ・アニメーションの新局面が明かされる。
9月26日(土)

CAF in Kyoto
10:30~11:40 Program C:NFB Today (2) NFB最新作集 vol.2
アヌシー2009審査員特別賞『大暴走列車』初公開。名匠シュヴィツゲベル監督から、有望な若手まで、多彩なラインアップ。
12:30~13:40 Program D:CAF Best of Best
(selection by Tollywood)CAFベスト!by トリウッド

過去9回のCAF上映作品から厳選した特集。アカデミー賞R初ノミネートのCG作品、パテル監督の問題作、名作童話のアニメーションなど。
14:00~15:30 トークショー:「70年続くアニメーション拠点・カナダ国立映画制作庁の魅力」
元NFBアニメーション担当マーケティングマネージャーのエレーヌ・タンゲ氏、アニメーション作家の米正万也氏、CAF事務局の伊藤裕美氏とのトークショーで、カナダのアニメーション制作や、日本とカナダの短編アニメーションの魅力をお話します。 コーディネーター:應矢泰紀(京都国際マンガミュージアム研究員)
16:00~16:50 Program E:Holiday Specia l
"Animation for Children" (from CAF collection) 子どもと楽しむアニメーション

技法は、手描きアニメーションから、切り紙、人形、ビーズを使った名人技ま で、子供が見て楽しめる作品のプログラム。
17:00~18:10 Program A:Carte blanche Helene Tanguay マーケッター タンゲ セレクション
NFBのマーケティング担当として、37年間アートアニメーションを見続けたエレーヌ・タンゲ。"世界で最も詳しい一人"が選んだ特集。
18:30~19:30 Program B:NFB Today (1) NFB最新作集 vol.1
アカデミー賞Rのランドレス監督、マクラレンの後継者の一人サザランド監督らの新作登場。カナダ・アニメーションの新局面が明かされる。
9月27日(日)

CAF in Kyoto
10:30~11:40 Program A:Carte blanche Helene Tanguay
マーケッター タンゲ セレクション

NFBのマーケティング担当として、37年間アートアニメーションを見続けたエレーヌ・タンゲ。"世界で最も詳しい一人"が選んだ特集。
12:30~13:30 Program B:NFB Today (1) NFB最新作集 vol.1
アカデミー賞Rのランドレス監督、マクラレンの後継者の一人サザランド監督らの新作登場。カナダ・アニメーションの新局面が明かされる。
16:00~17:50 Program C:NFB Today (2) NFB最新作集 vol.2
アヌシー2009審査員特別賞『大暴走列車』初公開。名匠シュヴィツゲベル監督から、有望な若手まで、多彩なラインアップ。
17:00~18:10 Program D:CAF Best of Best
(selection by Tollywood)CAFベスト!by トリウッド

過去9回のCAF上映作品から厳選した特集。アカデミー賞R初ノミネートのCG作品、パテル監督の問題作、名作童話のアニメーションなど。
18:30~19:30 Program E:Holiday Special
"Animation for Children" (from CAF collection) 子どもと楽しむアニメーション

技法は、手描きアニメーションから、切り紙、人形、ビーズを使った名人技ま で、子供が見て楽しめる作品のプログラム。

広島国際アニメーションフェスティバル ゲストプロフィール

古川 タク

木下 小夜子/Sayoko Kinoshita

東京生まれ。女子美術短期大学造形学部卒業。

虫プロダクションを経て、1969年、(株)スタジオロータス入社。以来、国際的に、アニメーション・メディアを基軸とした制作・開発・教育・振興等、幅広い事業・活動を展開し、その仕事はアニメーションのみならず、ドキュメンタリーやフィクションを含む映像分野全般に及ぶ。

また、パートナーの木下蓮三と共に制作した短編作品やコマーシャル作品では、脚本・企画・アニメーション・プロデュースを主に担い、代表作に『メイド・イン・ジャパン』('72)、『日本人(ジャポネーゼ)』('77)、『ピカドン』('78)、『最後の空襲くまがや』('93)などがある。1972年、『メイド・イン・ジャパン』のニューヨーク国際映画祭グランプリ受賞をはじめ、すべての作品共、各国の国際映画祭で多数受賞し、常に招待上映され続けている。

2004年8月、沖縄の歴史と人々をテーマにした『琉球王国 ー MADE IN OKINAWA』を完成、スイス、ドイツ、イタリア、ウクライナ、韓国、中国、クロアチア、リトアニア、スロベニア、アメリカなど世界各地で招待上映されている。

教育活動としては、日本及び世界各地の美術大学や専門学校での特別講義、国際映画祭での講演、国内外の映像関係者や美術教師を対象とした講演/講義/ワークショップ、国内外における市民を対象としたワークショップなどをはじめ、人権、平和、エイズ、人口など重要な社会問題におけるメディアとしてのアニメーションの利用、アニメーションを用いたさまざまな異分野の開発、障害児を対象としたアニメーション制作指導、アニメーション制作をベースとした社員研修/能力開発等、独自の活動は広範囲にわたる。

1990年より、国際協力事業団(JICA)アニメーション制作専門家として、アジア・中東・中南米・アフリカ・オセアニアなどの発展途上国40ヶ国以上の映像関係者を対象とした講義/ワークショップ。1994年、ユニセフ主催「第2回開発のためのアニメーション・サミット」(於オーランド)にて招待講演。 2000年、国際交流基金「日本文化紹介派遣事業」の派遣により、アメリカ、メキシコ、ブラジル各地にてアニメーション講演/デモンストレーション。2000年、大阪市主催「国際人権教育シンポジウム&ワークショップ」にて講演・制作指導。

また、将来を担う子ども達を対象としたワークショップ活動にも力を注ぎ、1997~2006年、ASIFAワークショップ委員会(AWG)の会長を務めた。2005年より、大阪芸術大学客員教授。

一方、1985年、木下蓮三と共に、アジアで唯一の国際アニメーションフィルム協会(ASIFA/本部フランス、アヌシー市)公認映画祭として、広島国際アニメーションフェスティバル (コンペティティヴ/広島市主催・ASIFA日本支部共催) を企画・実現。以来、フェスティバル・ディレクターを歴任、プログラム企画構成コーディネイトから作家招聘まで、総指揮として質の高い運営を担い、アニメーション・アートの振興に精力的に力を注いでいる。コンペティションの質の高さ、そして独自の特別プログラムや展示の企画構成は世界的に高く評価されている。

2008年8月に、第12回映画祭を成功裡に開催し、現在、2010年8月の第13回映画祭に向けて準備を進めている。

'90年代初頭より、各地を単身訪問、アニメーション界の現状を視察・調査するとともに制作者や関係者との交流を続けてる。1993年にはベトナム、シンガポール、インドネシア、フィリピンを、1996年にはマレーシア、タイ、スリランカを、1998年にはインド各地、2000年にはトルコ各地、2003年にはルーマニア、2005年にはスイス、2008年にはフィンランドを訪問し、調査・交流を行なっている。

'80年代初頭より、国内外の映画祭・美術館等におけるアニメーション・プログラムを企画コーディネイト。'86~'94年の9年間、板橋国際アニメーションフェスティバル (東京都板橋区主催、非コンペ) も運営し、各国の芸術的な作品を体系的に紹介。

'86年より、スタジオロータス内に国際アニメーションライブラリー (IAL) を設立し、国内外の作家たちの作品を預かりながら、上映等の協力活動を推進し、アニメーションの多様さ、素晴らしさを紹介している。

国際映画祭の審査員歴多数。講演、執筆なども国際的に多数。

現在、ASIFAワークショップ委員会(AWG)会員、国際短編フィルム協会 (ISFC) 会員、(社)映像文化製作者連盟会員、(財)日本映画テレビ技術協会 (MPTE)会員、広島市名誉市民でもある。

ICAF ゲストプロフィール

古川 タク

古川 タク

1941年、三重県生まれ。TCJ、久里実験漫画工房を経て70年代よりフリーランスのひとこま漫画家、アニメーション作家、イラストレーター、絵本作家など多種の肩書きを持ちながら、ふにゃふにゃ線画によるマルチアーティストとして今日に至る。

アヌシー国際アニメーション映画祭審査員特別賞、第25回文芸春秋漫画賞、毎日映画コンクール大藤信郎賞、朝日広告賞,文化庁メディア芸術祭優秀賞、紫綬褒章など受賞。近著に古川タク瞬間漫画集「ブルブル」(文源庫)、ユーモア詩の絵本「ぼくの犬は無口です」(伊藤英治 編 岩崎書店)がある。

絵本かがやけ詩「かんがえるのっておもしろい」(小池昌代編 あかね書房)など 、アニメーション作品DVDに「タクンフィルムズ」(ANIDO)

東京工芸大学芸術学部客員教授

片山雅博

片山 雅博

1955年東京生まれ。少年時代に日本を代表するアニメーション作家・漫画家手塚治虫の「鉄腕アトム」のアニメーションと漫画に出会い、その強烈で豊穣な魅力に目覚め今日にいたる。

1998年から、多摩美術大学グラフィックデザイン学科でアニメーション表現の授業を担当、後進の育成にあたる。

今年の第81回アカデミー賞短編アニメーション賞受賞の「つみきのいえ」の監督加藤久仁生氏を始めアニメーション界で活躍中の多くの逸材を輩出している。

映像作品に「フィルムは生きている・手塚治虫フィルモグラフィ1962-1989」「K・A」「K・A2」「冬の日」(共作)がある。

著者に「手塚治虫全史」(共著)「アニメッドピーブル」(近刊)がある。

また、アニメーション研究のライフワークとして、世界のアニメーション作家と名作・傑作を網羅したDVD「ニュウ・アニメーション・アニメーション」シリーズ全30巻(ユニバーサル・ジェネオン・エンターテインメント)の監修及び作品解説にあたる。

現在、多摩美術大学教授、日本アニメーション協会常任理事・事務局長、日本アニメーション学会理事、(社)日本漫画家協会参与、広島国際アニメーションフェスティバル2010実行委員。

木船徳光

木船 徳光

1959年神奈川県生まれ。東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。

1979年に石田園子とアニメーション制作ユニットのIKIFを結成。

8ミリ、16ミリフィルムによる実験アニメーションの制作に始まり、映像インスタレーション、映像ライブ、ビデオアニメーション、CGアニメーションなどの作品を発表。

近年、商業アニメーション(OVA、ゲームオープニングアニメーション、劇場用アニメーション)の3DCG制作を担当するなど事が増してきたため、1997年4月より会社組織IKIF+(アイケイアイエフプラス)を発足。

東京造形大学造形学部教授

CAF ゲストプロフィール

エレーヌ・タンゲ

エレーヌ・タンゲ(Helene Tanguay) 略歴

カナダ・モントリオール出身。1970年に、カナダ国立映画制作庁(略称NFB)入庁。当初、タンゲは全ジャンルの映画に携わったが、間もなくアニメーションに対する生涯変わらぬ情熱を感じるようになる。そして37年以上、アニメーションの芸術形態を擁護し、カナダのみならず外国のアニメーション界と特別なきずなを築いてきた。

1979年、ASIFA(国際アニメーションフィルム協会)カナダ支部の理事に任命され、以後13年に渡り、新会員の任命、データベースの作成、内外のアニメーション組織との関係強化など、数々の職務を担った。また、ASIFAカナダ支部の機関誌の編集長として、英仏語のアニメーション用語集の編さんや数多くのイベントの運営支援をおこなった。さらに、ASIFAの国際理事会の代表を6年間務めた。

ポルトガルのCinanima Animation Festival(1991年)、広島国際アニメーション・フェスティバル(1992年)など、さまざまな国際映画祭の審査員を務めてきた。1998年には、アヌシー国際アニメーション・フェスティバルのプリセレクション審査員を務め、2008年のアヌシーで本審査の審査員を務めた。2007年のオタワ国際アニメーション・フェスティバルでは名誉会長を拝命した。

1994年から2007年まで、NFBアニメーション・スタジオ英語部門が制作するアニメーション映画のマーケティング責任者を務めた。タンゲは、2007年8月にNFBを定年で退任した。現在、フリーランスとして活躍中。

米正万也

米正 万也

アニメーション作家。音楽や言葉にシンクロしてド ローイングが動く抽象アニメーション、手描きの動 画と実際の風景を同時に撮影する作品等は、イギリ スでの「introspection (1998)」エストニアでの「Uks Uks  (2003)」オーストリアでの「Wiener Wuast (2006)」等、主 として様々な国での生活経験から着想を得ての現地 制作。作品は、オーバーハウゼン等の国際映画祭を はじめ、デュッセルドルフ・クンストハレ、エスト ニア・デザイン博物館等で展示・上映。2007年より NHK教育テレビ「いないいないばあっ」のためのアニ メーション「○△□のダンス」「四季の色アニメー ション」「やさしいタングラム」を制作。手持ちアニメーションワークショップを台湾、ノルウェイ、 クロアチア、ポーランド、イスラエル、ポルトガ ル、イタリア他で開催、継続中。

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