京都国際マンガミュージアム 秋の特別展

ぜんぶ!やなせたかし! ~ビールの王様・詩とメルヘン・アンパンマンetc~

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■展示作家<展示登場順>

吉田戦車(マンガ家)・宇野亜喜良(イラストレーター)・葉祥明(イラストレーター)・永田萌(イラストレーター)・ウィスィット・ポンニミット(マンガ家)・里中満智子(マンガ家)・みうらじゅん(マンガ家)・はまのゆか(イラストレーター)

■トリビュート作品一覧

吉田戦車

やなせ作品「タマ吉とネギ子」に寄せて

描き下ろし(原画)!

宇野亜喜良

やなせ美術担当「千夜一夜物語」に寄せて

描き下ろし(原画)!

わたなべまさこ

やなせ画「金瓶梅」に寄せて

描き下ろし(原画)!

葉祥明

やなせ編集『詩とメルヘン』『いちごえほん』活躍作家として

描き下ろし(原画)!

永田萠

やなせ編集『詩とメルヘン』『いちごえほん』活躍作家として

※イラストは以前やなせをイメージして描いたもの。

書き下ろし!

ウィスィット・ポンニミット

「アンパンマン」に寄せて

描き下ろし(原画)!

みうらじゅん

「ゆるキャラ」提唱者として、キャラクターデザイナー・やなせに寄せて

描き下ろし(原画)!

里中満智子

「偽装結婚式」(パーティーの余興)のやなせの花嫁として

描き下ろし!

はまのゆか

歌って踊るやなせ兎(やなせの自画像)に寄せて

描き下ろし(原画)!

戸田 恵子

アニメ アンパンマン役の声優として

書きおろし色紙!

西原理恵子

アンパンマンに寄せて

描き下ろし色紙!

黒井健

やなせ編集『詩とメルヘン』『いちごえほん』活躍作家として

描き下ろし(原画)

※会期中、トリビュート作品は増える可能性があります。

■出展作家プロフィール

吉田戦車(よしだ・せんしゃ)

1963年、岩手県生まれ。マンガ家。1985年にデビュー。不条理ギャグの草分け的存在として高い知名度を誇り、代表作「伝染(うつ)るんです」に登場のカワウソ君は、CMに起用されるなど大ヒットした。1991年、同作が第37回文藝春秋漫画賞を受賞。現在では、雑誌、新聞、WEBサイト等で漫画、エッセイ、挿絵、企業のキャラクターデザイン等も手がけている。

宇野亜喜良(うの・あきら)

1934年、名古屋市生まれ。戦後日本を代表する挿絵画家、イラストレーター、グラフィックデザイナー。繊細な描線で、耽美的で妖艶な女性や少女を中心に描いている。1950年代より活躍し、寺山修司の舞台、宣伝美術を、横尾忠則らと手がけ、人気を博した。現在は、ブック・デザインやイラストレーションを中心に、精力的に活躍中。

わたなべまさこ

1929年、東京生まれ。1952年にマンガ家としてデビュー。数奇な運命に翻弄される少女たちのドラマを、読者の憧れを誘う華やかな画風で人気を博し、少女マンガの黎明期を支えた。また、レディスコミックの草分け的存在でもある。現在、中国の四大奇書「金瓶梅」に魅せられ、同作を原案としたマンガ「金瓶梅」を連載中。

葉祥明(よう・しょうめい)

1946年、熊本県生まれ。ニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグに留学、油絵を学び、1972年に絵本「ぼくのべんちにしろいとり」でデビュー。創作絵本「風とひょう」で、イタリア・ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞するなど、海外でも高く評価されている。淡くぼやかした美しい色彩で、穏やかな風景画が特徴的。彼の故郷である熊本県阿蘇郡には、葉祥明阿蘇高原絵本美術館もある。

永田萠(ながた・もえ)

1949年、兵庫県生まれ。デザイン会社、出版社、製菓会社でグラフィックデザイナーを経て、1975年にイラストレーターとして独立。花と妖精をテーマにした幻想的な作風が特徴。国内だけでなく、海外でも作品展を開き、精力的に活躍している。近年では、白い絹地染料で描く「絹絵」を手がけ、屏風や掛け軸などにも作品の幅を広げている。京都市中京区にある「ギャラリー妖精村」でも作品展を随時開催中。

ウィスット・ポンニミット

1976年、タイ生まれ。マンガ家、アーティスト。通称タムくん。1998年にマンガ家デビュー。京都精華大学マンガ学部の研究生としての留学経験もある。日本では雑誌『IKKI』、『Bigissue』(日本版)などで連載中。細野晴臣のアルバムのジャケットイラスト、DVD映像を担当するなど、現在、注目を集める作家の一人。当館では、2009年の秋に、企画展「ウィスット・ポンニミット原画展 『ブランコ』の世界」を開催。

里中満智子 (さとなか・まちこ)

1948年、大阪市生まれ。高校生の時にデビューし、「あした輝く」、「アリエスの乙女たち」など数々のヒット作を生み出す。現在は、持統天皇を主人公とした「天上の虹」を、ライフワークとして20年以上執筆中。

創作活動以外にも、社団法人日本漫画家協会の常務理事などマンガ文化の発展に関わる仕事にも力を入れている。やなせ氏とは交友が深く、やなせ主催のパーティーにおいてパートナー役として度々登場。

みうらじゅん

1958年、京都府生まれ。大学在学中にマンガ家としてデビュー。以来、イラスト、エッセイ、ロック等、幅広い分野で活躍中。仏像の魅力を独自の視点から語った「見仏記」シリーズなど、既成の文化に自分なりの新しい魅力を見つけ、人に広めようとする=「マイブーム」を一貫して追求している。現在、町おこしの中心となっている「ゆるキャラ」も彼が見いだし、広めたものである。当館では、2008年に、キッチュな京都について語るトークショーを開催。

はまのゆか

1979年、大阪府生まれ。イラストレーター・絵本作家・カートゥニスト。京都精華大学マンガ専攻卒業。1999年、大学在学中に、村上龍著『あの金で何が買えたか』のイラストを担当しデビュー。『13歳のハローワーク』の挿絵をはじめ、『mamechan』などの作品を手がける。イラストや絵本制作だけでなく、カートゥーン(1コママンガ)の新しい未来を切り開く新進気鋭の作家。当館では、2009年に「はまのゆか展 mamechan (まめちゃん) と絵を描こう」を開催。

戸田 恵子(とだ・けいこ)

小学生の頃からNHK名古屋放送児童劇団に在籍し、『中学生日記』で女優デビュー。その後、野沢那智主宰の劇団薔薇座へ入団。本格的な演技を学んだ。その後の活躍は周知の通り。テレビ・舞台・映画と、その多彩な才能で観客を魅了している。2007年には歌手プロジェクトも再開、益々活躍の場を拡げている。そして忘れてはならないのが声優としての実績。吹き替えも含め数々の代表作があるが、『それいけ!アンパンマン』では、長年、主人公アンパンマンの声を担当。第21回日本アカデミー賞助演女優賞、第13回読売演劇大賞最優秀女優賞、第五回朝日舞台芸術賞・秋元松代賞ほか受賞。

西原理恵子(さいばら・りえこ)

1964年、高知県生まれ。大学在学中の1988年にマンガ家としてデビュー。歯に衣着せぬ体当たりなレポマンガから叙情的なエッセイマンガまで、相反する二つの作風を絶妙なバランスで使い分けることで高い評価を受けている。1997年「ぼくんち」では文藝春秋漫画賞。2005年には『毎日かあさん』『上京ものがたり』が手塚治虫文化賞短編賞を受賞している。現在では、数々のマンガ家たちと画力を競う「西原理恵子の人生画力対決」を連載し、イベントとしても人気を博している。

黒井健(くろい けん)

1949年、新潟県生まれ。新潟大学教育学部中等美術科卒業。学習研究社幼児絵本編集に携わった後、1973年退社、フリーイラストレーターとして活躍。1983年、雑誌「詩とメルヘン」に掲載した一連の作品で、第9回サンリオ美術賞を受賞。主な作品に、『ゆきのひのころわん』他ころわんシリーズ(ひさかたチャイルド刊)『手ぶくろを買いに』『ごんぎつね』(偕成社)など多数作品がある。2003年、山梨県の清里に「黒井健絵本ハウス」を開館。

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