京都国際マンガミュージアム 開館3周年記念
内田樹×養老孟司対談
「世界に冠絶する日本マンガ」
京都市・京都精華大学の共同事業として、2006年11月に開館した我が国初のマンガ文化の総合拠点「京都国際マンガミュージアム」は、開館以来75万人を超える多くの皆様にご来館いただき、このたび3周年を迎えさせていただくこととなりました。
この3周年を記念して、当館の養老孟司館長が、思想家、エッセイストとして幅広くご活躍されている内田樹氏をお迎えし、対談を開催いたします。
この対談では、「世界に冠絶する日本マンガ」と題し、「日本マンガ」から展開して、両氏が日頃興味を抱いていること、今気になっていることなどを縦横無尽に語ります。どんな話題が飛び出すか、どんな結末になるかは当日のお楽しみです。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げています。
主催:京都国際マンガミュージアム
内田 樹(うちだ・たつる)氏 プロフィール
1950年、東京生まれ。東京大学仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。近書に『昭和のエートス 』(バジリコ) 『街場の現代思想 』(文春文庫)『街場の教育論』(ミシマ社)など多数。『私家版・ユダヤ文化論 』(文春新書)で第6回小林秀雄賞受賞。ブログ「内田樹の研究室」は累計2,100万ヒット(2009年9月末現在)を越す人気ブログとなっている。養老孟司(ようろう・たけし)氏 プロフィール
1937年、神奈川県生まれ。東京大学名誉教授、解剖学者。東京大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。1981年東京大学医学部教授就任、1989年著書『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞。『唯脳論』『バカの壁』など多数の著書があり、脳科学者の立場から人間社会の様々な事象を脳の機能や仕組みと結びつけて評論している。マンガ・アニメにも造詣が深く、『マンガをもっと読みなさい 日本人の脳はすばらしい』(共著:牧野圭一)、『虫眼とアニ眼』(共著:宮崎駿)などの著書がある。その他、テレビ出演や講演会など幅広く活躍。