赤塚りえ子氏
© フジオプロ
赤塚作品に登場した
武井俊樹氏
© フジオプロ
「第26回国民文化祭・京都2011」開催記念
「赤塚不二夫のことを語るのだ!!」
赤塚りえ子×武居俊樹トークショー
2011年10月29日(土)~11月6日(日)の9日間、京都府内各地で、国内最大の文化の祭典、「第26回国民文化祭・京都2011」が開かれます。京都市では、この文化祭を彩る事業のひとつとして、「マンガアートフェスティバル」を開催します。
この「マンガアートフェスティバル」では、マンガ界に革命を起こしただけでなく、幅広い分野に影響を与え続けているマンガ家・赤塚不二夫にスポットを当てた展覧会やイベントなどを展開していく予定です。
「マンガアートフェスティバル」の中心を担う「京都国際マンガミュージアム」でこのたび、この秋の国民文化祭を盛り上げるため、赤塚不二夫氏の長女・りえ子氏と、長年「赤塚番」として赤塚作品にも大きな影響を与えた元・編集者の武居俊樹氏をお迎えしたトークショーを開催します。
この春公開の映画『これでいいのだ!!★映画 赤塚不二夫』の原作者でもある武居氏と、家族として同じ屋根の下に暮らしていたりえ子氏が、映画では描かれなかった赤塚不二夫の "真実"に迫ります。
日時 | 2011年4月10日(日) 午後2時~4時 |
会場 | 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール |
出演 |
赤塚りえ子(赤塚不二夫氏長女、フジオプロ代表) 武居俊樹(『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』作者、元・小学館編集者) |
料金 | 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です |
定員 | 250名 (先着順) |
参加 方法 |
事前申込不要 ※当日午前10時よりミュージアム館内にて整理券を配布 |
主催 京都市、京都国際マンガミュージアム、第26回国民文化祭京都市実行委員会
赤塚不二夫(あかつか・ふじお)氏について
1935年旧満州国生まれ。2008年逝去。手塚治虫の「ロストワールド」に影響を受け、マンガ家を志す。1956年 「嵐をこえて」でデビュー、石ノ森章太郎や藤子・F・不二雄、藤子不二雄(A)といった戦後日本マンガをリードするマンガ家が青春時代を送った伝説のアパート「トキワ荘」に入居、仲間たちとしのぎを削る。1962年、「おそ松くん」、「ひみつのアッコちゃん」の連載が開始され、一躍人気作家に。1967年、「天才バカボン」の連載が開始、それまでの「ユーモアマンガ」とは一線を画す「ギャグマンガ」というジャンルを確立させる。早くからプロダクション制を取り入れており、そこには、長谷邦夫、北見けんいち(「釣りバカ日誌」)、古谷三敏(「ダメおやじ」)、高井研一郎(「総務部総務課山口六平太」)、土田よし子(「つる姫じゃ~」)といった後のマンガ界の重鎮が在籍していた。マンガにとどまらず新しい笑いを追及する姿勢は、タモリ(タレント)、篠山紀信(写真家)、山下洋輔(ジャズピアニスト)、筒井康隆(作家)といった各界の才人たちとも交流し、影響を与え合った。1998年紫綬褒章受章。