京都国際マンガミュージアム開館8周年記念対談
竹宮惠子×養老孟司 記念対談
─ マンガと教育の現在を語る ─
京都市及び京都精華大学が2006年に開設した「京都国際マンガミュージアム」は、11月25日に開館8周年を迎え、今年8月には200万人目のお客様をお迎えすることができ、多くの方々にご来館いただきました。
この度、8周年を記念し、京都精華大学学長の竹宮惠子氏と京都国際マンガミュージアム館長の養老孟司氏による特別記念対談を開催します。
日時 | 2014年11月24日(月・祝) 午後3時~4時30分(終了予定) |
会場 | 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール |
料金 | 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です |
内容 | 漫画家であり、マンガの教育現場にも立たれる竹宮氏が大学でマンガを教える ことについて、養老館長と語り合います。 |
定員 | 150名(先着順) |
参加方法 | 事前申込不要 ※当日午前10時からマンガミュージアム館内にて整理券を配布 |
主催:京都国際マンガミュージアム
竹宮惠子(たけみや・けいこ)プロフィール
1950年徳島県生まれ。1968年、『週刊マーガレット』(集英社)の新人賞に佳作入選した「リンゴの罪」でデビュー。代表作『風と木の詩』『地球へ...』で小学館漫画賞受賞。両作品は共にアニメ化されている。また、少女マンガだけでなく少年マンガや企業マンガなどさまざまなジャンルで活躍。
2000年に京都精華大学の教員となり、マンガ制作の技術指導に加え、カリキュラムや教材作成などマンガ教育の体制づくりに尽力。また、文章では理解しにくい情報をマンガで描く「機能マンガ」や、史料性の高い複製原画「原画'(げんがだっしゅ)」の開発などを行っている。2008年から4年間、マンガ学部長をつとめ、2014年から京都精華大学学長をつとめる。
2014年秋の褒章で「紫綬褒章」を受賞。
養老孟司(ようろう・たけし) プロフィール
東京大学名誉教授・解剖学者。
京都国際マンガミュージアム館長。
1937年11月11日、神奈川県生まれ。1962年東京大学医学部卒業。1981年東京大学医学部教授就任。1989年著書『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞。1995年に東京大学を退官し、1996年から2003年まで北里大学教授。
『唯脳論』『バカの壁』など多数の著書があり、脳科学者の立場から人間社会の様々な事象を脳の機能や仕組みと結びつけて評論している。『バカの壁』(新潮社)は、2003年のベストセラー第1位になり、同年度の毎日出版文化賞特別賞と流行語大賞を受賞。 その他、テレビ出演や講演会など幅広く活躍している。