KYOTO CMEX 2012 連携セミナー
コンテンツ産業と地域活性
―デンマークのアニメ人材育成現場よりー
京都国際マンガミュージアム及びKYOTO CMEX実行委員会では、デンマークのコンテンツ人材育成機関「The Animation Workshop=TAW」の創設者及び総責任者であるMorten Thorning(モーテン・トーニング)氏を京都に招聘し、デンマークにおけるアニメーター育成とコンテンツ産業による地域活性の現状等についての講演会、日本人パネラーを含めたパネルディスカッションを開催します。
© The Animation Workshop
日時 | 2012年10月28日(日) 午後2時~5時 | ||
会場 | 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール | ||
料金 | 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です | ||
内容 |
第1部 講演会(アニメ上映を含む)<約60分>
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第2部 パネルディスカッション<約90分>
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参加方法 |
事前申込み不要(先着200名) ※当日午前10時から京都国際マンガミュージアム館内にて整理券を配布 |
主催:京都国際マンガミュージアム、KYOTO CMEX実行委員会
後援:デンマーク王国大使館、一般財団法人デジタルコンテンツ協会
協力:オフィスH(アッシュ)、株式会社ドーガ
The Animation Workshop(アニメーション・ワークシップ=通称TAW)
1989年に設立されたデンマークのユトランド半島ヴィボー(Viborg)にあるアニメーション教育、実務者トレーニング、コンテンツ・インキュベーションの機関。開設当初は民間の運営であったが、2003年にCVU Midt-Vest(デンマーク中西部の統合大学)傘下の国立機関となり、バチェラーコース(学部レベル)を開設。現在は、2007年にCVUを統合したVIA Univerversity Collegeの傘下に入る。コペンハーゲンの国立映画学校(Den Danske Filmskole)とアニメーション・ワークシップとは、制作実習の面で学生の行き来がある。
Morten Thorning(モーテン・トーニング)
1960年生まれ。デンマークの人材育成機関アニメーシ ョン・ワークショップ(The Animation Workshop)の代表。 1989年より、ヨーロッパのアニメーションを米国やアジアのアニメーションと比較しうる、国際的なレベルへ育てるための推進役を担うとともに、ヨーロッパ内の教育機関とのネットワークを築いてきた。また、氏は手塚治虫の熱烈なファンである。
前田庸生(まえだ つねお)
1946年生まれ。アニメーション監督。京都精華大学 マンガ学部教授。グループタックを経て、1994年にサテ テライト設立メンバーに。『メトロポリス』『あらしの よるに』『よなよなペンギン』等のCGディレクターを 担当。監督作品に『走れ白いオオカミ』等がある。
伊藤裕美(いとう ひろみ)
オフィスH(アッシュ)代表。海外スタジオ等のビジネスコーディネーション、メディア事情の紹介をおこなう。EU圏のフィルムスクールや独立系スタジオ等と独自の人脈を持ち、ヨーロッパやカナダのショートフィルム/アニメーションの配給・権利管理をおこなう。1999年より毎年、世界最大規模のアヌシー国際アニメーション・フェスティバルに参加。