マンガコンテンツ活用推進事業「Kyoto MaGiC(マジック)2012」プロジェクト
参加事業者のプロポーザル募集 / 学生及び一般デザイナーの作品募集について
安野モヨコ『シュガシュガルーン』
© 安野モヨコ/講談社
少女マンガの衣類の開発プロジェクト
少女マンガが教えてくれた可愛くなるための魔法=MaGiC
2011年より始まった「少女マンガ」からインスピレーションを得た衣類の開発プロジェクト「Kyoto Manga Girls Collection」(略称;KyotoMaGiC)。「少女マンガとファッション」の関係を改めて解き明かすとともに、京都の新産業の創出を目的としています。
2011年度は中原淳一と高橋真琴の世界がテーマでしたが、2012年度は安野モヨコの描く魔法少女マンガ「シュガシュガルーン」に焦点を当て、魔法少女をテーマした衣服デザインの作品募集、「KyotoMaGiC(マジック)2012」プロジェクトを実施します。
本プロジェクトの試作品及び商品開発に参画していただける事業者の募集と、学生及び一般デザイナーの作品募集を下記の通り行います。 多くの方からのご応募をお待ちしています。
主催 京都市、京都国際マンガミュージアム
協力 有限会社ナンナントウ、講談社『なかよし』
参加事業者のプロポーザル募集
応募期間 |
2012年7月10日(火)~ 8月24日(金) 午後5時 必着もしくは持参 |
募集詳細 | 募集詳細はこちら(資料/PDF) |
提出先 |
〒604-8571 |
その他 |
学生及び一般デザイナーの作品募集
応募期間 |
2012年7月10日(火)~ 8月31日(金) 午後5時必着 |
募集詳細 | 募集詳細はこちら(資料/PDF) |
郵送先 |
〒604-0846 |
応募について |
応募書類(応募用紙・デザイン画)は重ねて左上をクリップで留めて郵送ください。 |
「Kyoto MaGiC(マジック)」プロジェクトについて
「Kyoto×Manga×Girls×Collection」の略であり、「ファッションは内外面を変える魔法」という意味を兼ねる。
少女マンガで描かれてきたファッションに焦点を当て、「コスプレ」(キャラクターの衣装を着て、キャラクターに扮する行為)とは違う、マンガファッションに、今の時代に沿ったデザインを取り入れた衣服の創作及び商品開発を行うことにより、新産業の創出を図る。
2011年度は、中原淳一(マンガ家)×SOUSOUによる和服、高橋真琴(マンガ家)×ヴェローナによるウエディングドレスを制作している。
安野モヨコについて
1971年生まれ。1989年、高校在学中にデビュー。1995年、『FEEL YOUNG』に「ハッピー・マニア」が連載開始。テレビドラマ化もされ人気を博す。代表作に「ジェリー イン ザ メリィゴーランド」、「花とみつばち」、「働きマン」等。テレビドラマ化、アニメ化された作品も多い。江戸の花魁が主人公の「さくらん」は2007年に実写映画化された。「シュガシュガルーン」は初めて子供向けに描かれた作品。作中に描かれるファションのセンスには常に注目が集まり、読者の絶大な支持を集めている。
少女マンガ誌から少女ファッション誌、大人の女性向け雑誌、美容誌、青年誌など様々な媒体で執筆活動を行う。「美人画報」はファッション、美へのあくなき探求がイラストエッセイで描かれ、女性読者の反響を呼ぶ。マンガだけではなくその美意識の高さにも注目が集まる希有な作家である。
© 安野モヨコ/講談社
© 安野モヨコ/講談社
『シュガシュガルーン』について
2003年~07年まで「なかよし」に掲載された魔法少女マンガ。魔界に住むショコラとバニラの親友ふたりが女王候補対決として人間界に降り立ち対決する。自分に好意を寄せる人間のハートを奪って数を競う恋愛模様や、作品に描かれるかわいい小物やファッションが話題となる。2005年にはアニメ化もされ人気を博す。