ヤッサン追悼紙芝居口演
2006年11月の開館以来、京都国際マンガミュージアム常設紙芝居小屋で昔懐かしの街頭紙芝居パフォーマンスを続けてきた"ヤッサン"こと安野侑志氏が、今年8月25日に逝去されました。昭和の前半に全盛だった街頭紙芝居も今では数が少なくなりました。この中で、安野氏は40年の紙芝居人生を全うされました。
ここに故人をしのんで、 "ヤッサン"の芸と志を受け継いだ2代目座長"だんまる"及び弟子による「ヤッサン追悼紙芝居口演」を開催します。
日時 | 2012年11月24日(土) 午後1時~(約40分)、午後3時~ |
会場 | 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール |
料金 | 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です |
定員 | 200名(先着順) |
内容 | ヤッサンの波乱な紙芝居人生を、 だんまる及び弟子により紙芝居仕立てで口演 |
参加方法 | 事前申込不要 |
主催 京都国際マンガミュージアム
※通常の紙芝居口演 は、この日に限りお休みします。予めご了承下さい。
ヤッサンこと安野 侑志(やすの・ゆうし)
1943年山形県生まれ。1972年当時大阪府だけに残っていた紙芝居業者免許を取得。結婚デザイン業に関わり、式場紙芝居等を企画。その後、大阪を中心に全国でも営業。「紙芝居のヤッサン」と人気を博す(免許制度は昭和53年まで施行されていました)。2000年NPO法人少年会議所設立。理事長就任。2001年「土日楽校」開校。2008年京都文化ベンチャーコンペティション 文化ビジネスアイデア部門 京都府知事賞(最優秀賞)受賞。2008年京カレッジ担当教員就任。2012年8月25日逝去。
なお、当館紙芝居小屋には、開館以来およそ18万人近い来館者が紙芝居小屋を訪れ、大人も子どもも外国人も、ヤッサンの口演の魅力に引き込まれてきました。
偉大なる紙芝居師を失ったことは誠に残念ですが、現在も、ヤッサンの芸と志を受け継いだ2代目座長「だんまる」こと若王子団丸氏以下、お弟子さんにより紙芝居小屋での口演を続けています。