『Mei(冥)』2号刊行記念
怪談トークショー 京都で視えるんです。
Mei(2号)表紙 特集:トーベ・ヤンソン
書店の女性向けマンガ雑誌コーナーには、『HONKOWA』、『あなたが体験した怖い話』、『ちゃおDXホラー』など、「怪談」や「ミステリー」に特化した雑誌が数多くあります。こうした中、2012年には、新たに女子向けの怪談雑誌『Mei(冥)』が創刊されました。
この度、京都国際マンガミュージアムでは、『Mei(冥)』2号の刊行を記念し、視える作家として人気の立原透耶氏、本誌監修者でアンソロジスト(評論家)の東雅夫氏、本誌編集長の岸本亜紀氏の3名をお迎えしたトークショーを開催します。
とっておきの怪談話を出演者に披露していただく予定ですので、是非ご参加ください。
※出演者に変更がございます。下記をご確認ください。
(4/9掲載)
期間 | 2013年4月29日(月・祝) 午後2時30分~4時30分 |
会場 | 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール |
料金 | 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です |
出演 |
立原 透耶(作家)
※伊藤三巳華先生のご出演は、ご本人のご都合により、キャンセルとなりました。 |
内容 | 『Mei(冥)』刊行にあたっての経緯、自らの心霊体験を実話怪談集として刊行され ている立原透耶氏の制作裏話のほか、前日にめぐった京都異界ツアーについてな ど、出演者それぞれが持っている怪談話も披露してもらう予定です。 |
定員 | 200名(先着順) |
参加方法 |
事前申込み不要 ※当日午前10時から京都国際マンガミュージアム館内にて整理券を配布 |
主催:京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター
協力:株式会社メディアファクトリー
Mei(冥)
怪談専門誌『幽』の妹雑誌として登場。『幽』のスピリットを踏襲しつつ、もう少し気軽に、身近に怪談的な世界を読者に愉しんでもらうべく、平成24年10月に創刊。コンセプトは、「異界への旅の入口」となる雑誌。対象読者は20~40代の女性である。異界をテーマに、小説からマンガ、お菓子のレシピまで内容は多岐にわたり、執筆陣には、伊藤三巳華のほか、山岸凉子、今日マチ子、波津彬子、近藤ようこなど豪華メンバーが寄稿。表紙イラスト&装丁は、祖父江慎が担当している。
©冨永智子
立原 透耶(たちはら・とうや)
2月8日、大阪府で生まれ奈良県で育つ。1991年『夢売りのたまご』でコバルト読者大賞を 受賞しデビュー。ライトノベルを中心に活躍する一方でホラー小説や漫画の原作も手がける。 現在、某大学にて中国語などの教鞭を執る。主な作品に長編ホラー『ささやき』のほか、『小 説 封神演義』『闇の皇子』『彷徨い人の詩 聞け、魂の祈りを』『竜と宙』など多数。「ひ とり百物語」シリーズは、日々怪談的現象に遭遇する「視える」著者が書き下ろす怪談実話集 として人気で、『ひとり百物語』(文庫版)、『ひとり百物語 怪談実話集 夢の中の少女』 『ひとり百物語 怪談実話集 闇より深い闇』『ひとり百物語 怪談実話集 悪夢の連鎖』の4冊 刊行されている。
東 雅夫(ひがし まさお)
昭和33年、神奈川県生まれ。元『幻想文学』編集長で、現在はアンソロジスト、文芸評論家として活動を続けている。平成16年に『幽』編集長に就任。著書に『妖怪伝説奇聞』『クトゥルー神話事典・第三版』『ホラー小説時評』『百物語の怪談史』など、編著に『文豪怪談傑作選』『日本怪奇小説傑作集』『てのひら怪談』『伝奇ノ匣』『響鬼探究』「怪談えほん」シリーズほか多数。