ー平和と寛容の国際絵本展ー
ハロー・ディア・エネミー!80作品展
「ハロー・ディア・エネミー!」は「こんにちは、敵さん」という意味で、「平和な社会を築くためには、他人を理解し認め合う寛容な心が必要」という訴えが込められています。
本展は、今日の世界が直面している「紛争」という大きな課題に対して、子どもの本を通して「寛容の精神」と、争うことの愚かさを知り、「平和の心」を育てることをめざした絵本展です。
子どもだけではなく、大人の胸に響くメッセージが込もった作品までを揃え、実際に手に取って、見ることができる体験型の展示となっています。
主催:京都国際マンガミュージアム、日本国際児童図書評議会(JBBY)
関連イベント
展示作品の読み聞かせ
7月 ※7/18の口演は、出演者の都合により急遽中止となりました。ご了承ください。 |
|
会場 | 京都国際マンガミュージアム こども図書館(予定) |
料金 |
無料 |
定員 | 50名・申込不要 |
※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。
グードルン・パウゼバンク 略歴
1928(昭和3)年、チェコ生まれ。チリ、ベネズエラなど南米のドイツ人学校で教鞭をとり、1972(昭和47)年以降、ドイツ・ヘッセン州で教師をつとめるかたわら作家活動をする。最初は大人向けの小説を書いたが、のちに青少年向けの本を執筆。反核小説『最後の子どもたち』と『見えない雲』で名声を獲得。グスタフ・ハイネマン平和賞とドイツ児童文学賞を受賞。インゲ・シュタイネケ 略歴
1942(昭和17)年、プロイセン・ケーニヒスベルグ(現ロシア・カリーニングラード)生まれ。北ドイツ、ブレーメンの美術学校で教鞭をとるかたわら、フリーランスのグラフィック・アーティストとして活躍。グードルン・パウゼバンクとのペアで何冊もの絵本・児童文学に絵をかき、一躍有名になった。他にグリム兄弟の妖精物語など、絵本に多くの作品がある。
日本国際児童図書評議会 (JBBY = Japanese Board on Books for Young People)
国際児童図書評議会(IBBY)の「子どもの本を通して国際理解を」という理念に共鳴して1974(昭和49)年に設立された社団法人。以来、IBBYの日本の窓口、広く子どもの本に関する国際協力の対外機関として、子どもの本に関する国際交流を通じ、子どもの本の本質を高め、読書活動を促進し、子どものすこやかな成長に寄与することを目的とし、子どもの本の質の向上と普及を図るための国際会議、講座、講演会、展覧会などの開催や子どもの本に関する情報や資料の収集および提供など国内外でさまざまな活動を行っている。