企画展
「巨大"火の鳥"ができるまで」展
~手塚治虫氏による貴重な「火の鳥」原画も初公開!~
京都国際マンガミュージアムではこの度、昨年9月に当施設の吹き抜け壁面に設置された「火の鳥」の巨大オブジェが制作された過程をご紹介する展示を下記のとおり開催いたします。
なお、本展示は、京都市内博物館施設連絡協議会、京都市教育委員会主催「第15回京都ミュージアムロード」参画事業です。
巨大火の鳥のオブジェは京都市が伝統産業製品の魅力を広く発信するために取り組んでいる「京もの活用事業」の一環として、仏師・須藤光昭氏により仏像彫刻の技によって制作されました。本展は、オブジェ完成を祝うと共に仏師によって生み出されたオブジェが制作された過程を、写真やミニチュア模型などによって展示公開いたします。また、期を同じくして当館に寄贈された火の鳥(ギリシャ編)の原画の初公開や、関連書籍読書コーナーなど火の鳥の世界に浸っていただけます。貴重な機会です。
お見逃しなく!
主催:京都国際マンガミュージアム
協力:手塚プロダクション、京都府仏具協同組合
仏師・須藤 光昭(すどう こうしょう)氏プロフィール
1945(昭和20)年群馬県生まれ。小学校から中学校時代を秋田県で過ごす。1964(昭和39)年京都の佛具店との縁により仏像彫刻の世界に入り、仏師・佐川定慶師、彫刻家・錦戸新観師、仏像塗師・小川謙吉師に師事し29歳で独立。1995(平成7)年の創設以来、京都伝統工芸大学校(旧・京都伝統工芸専門学校)の講師を務める。2002(平成14)年イタリアのモンツァ市の見本市MIA展に出展。2007(平成19)年には故郷秋田県の正重寺に聖観音像を寄贈された。京もの活用事業
「京もの活用事業」は、京都の伝統産業製品を本市施設の調度品等として活用し、その魅力を広く発信することにより、市民や民間企業等の皆様にも積極的に伝統産業製品を取り入れていただくことを目的とする事業。
担当:京都市産業観光局 商工部 伝統産業課第15回京都ミュージアムロード
京都市内に点在する博物館・美術館施設の一大ネットワーク「京都市内博物館施設連絡協議会(以下、京博連)」のメリットを最大限に生かし、「"体感"ほんまもんの京都」という共通テーマのもと、加盟施設がそれぞれの特色を生かし、展示企画や体験企画を実施。
今年度は、過去最高の63施設の参加のもと、各施設を「スタンプラリー」企画でつなぎ、市民や京都を訪れる観光客が京都の伝統や文化の多彩さ・奥深さなど「ほんまもんの京都」を体感できるよう企画。
期間 2010年1月30日(土)~3月22日(月・祝)
主催 京都市内博物館施設連絡協議会、京都市教育委員会
問合せ先 京都市教育委員会 生涯学習部 生涯学習推進担当(TEL:075-251-0410)