日本の怪奇資料展示と怪談公演
百物語の館
京都国際マンガミュージアムでは、京都精華大学人文学部の堤・末次研究室の学生プロデュースによる「百物語の館」を開催いたします。会場の装飾、音響デザインなどもすべて学生の手で制作された空間演出のもと、江戸怪談や古来の怪談だけではなく、マンガをもとにした創作怪談の語り公演のほか、百物語に関連するマンガ作品や、怪談文化を生み出した歴史・絵画資料の展示を行います。伝統的なスタイルに現代的な語り口や素材を取り入れることで、より広い世代に百物語とは何かを知っていただけるような内容になっています。
期間 |
2011年7月30日(土)~8月7日(日) ◇午前10時~午後8時(入館は午後7時30分まで) ◇休館日:なし |
会場 | 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー6 |
料金 |
無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です 同展開催期間中、京都観光推進協議会「未来の日本・元気プロジェクト」に伴い 大人1名につき、小学生2名様のミュージアム入場料が無料 |
主催: 京都国際マンガミュージアム
協力: 京都精華大学 人文学部 堤・末次研究室
展示内容
- 百物語入門の解説パネル
- 江戸怪談の原本や地獄絵、妖怪浮世絵などの絵画資料(人文学部研究室蔵)
- お化け屋敷の装飾に用いられたお化け人形(中田人形工芸製作)
- 本公演台本の原作とした資料 パトリック・L・ハーン(小泉八雲)の『KWAIDAN』原本
- 本創作百物語の原作マンガなど
怪談公演
マンガ・江戸怪談などをアレンジした学生による百物語実演(約30分)
公演時間 | |
7月30日(土)、31日(日) |
第一回公演 午後5時~ 第二回公演 午後6時30分 |
8月1日(月)~8月7日(日) |
第一回公演 午後4時~ 第二回公演 午後6時30分~ ※8月7日(日)のみ第一回公演は午後3時~ |
昭和レトロ怪談映画の夕べ
「怪猫夜泣き沼」(勝新太郎、入江たか子、他出演)の上映と小松和彦氏による講演
日時 | 2011年7月30日(土) 午後2時~ |
会場 | 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール |
料金 | 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です |
出演 |
講演:小松和彦(国際日本文化研究センター教授) 司会:堤 邦彦(京都精華大学人文学部教授) |
定員 |
200名(先着順) ※当日午前10時よりミュージアム館内にて整理券を配布 |
お化け大学校特別講義
妖怪マンガのガラパゴス
~百鬼夜行絵巻をめぐって~
日時 | 2011年8月7日(日) 午後4時~ |
会場 | 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール |
料金 | 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です |
出演 | 京極夏彦(お化け大学校教授) |
定員 |
200名(先着順) ※当日午前10時よりミュージアム館内にて整理券を配布 |
協力: お化け大学校
※スケジュール・出演者・内容などについては変更の可能性があります。予めご了承ください。