吉岡秀太(よしおか・しゅうた)[40×60cm/部分]
宮腰稔真(みやこし・としまさ)[60×90cm]
三津田一輝(みつだ・かずき)
[160×70cm]
上田南風(うえだ・みなみ)
[40×30cm]
土田梨央(つちだ・りお)[60×90cm]
石川優寿(いしかわ・ゆず)
[40×60cm/部分]
平彩夏(たいら・あやか)
[15×10cm/16作品]
アトリエ金ゴゴ
――京都市立呉竹総合支援学校における造形活動の取組
京都国際マンガミュージアムでは、マンガというメディアの持つ可能性を様々な角度から研究し、その成果を展覧会や講演会などの形で発表してきました。
今回は、京都市立呉竹総合支援学校における児童・生徒の創作活動を、その制作過程も含めて御紹介する標記展覧会を下記のとおり開催いたします。
本展は、マンガ家で本ミュージアムに併設されている京都精華大学国際マンガ研究センター長でもある牧野圭一が呉竹総合支援学校でマンガ・紙芝居の制作・実演ワークショップの授業を行ったことをきっかけに企画されたものです。
本展をご覧いただいた皆さんには、マンガを含めた「創作」という行為が持つ可能性について考えていただく機会になればと考えています。
期間 |
2011年2月28日(月)~3月21日(月・祝) |
会場 | 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー4 |
料金 | 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です |
主催:京都国際マンガミュージアム
協力:京都市立呉竹総合支援学校
「金ゴゴ」というのは、呉竹総合支援学校の<金>曜日の<午後>に行われている創作の授業の略称。
本展は、この「金ゴゴ」で作られた作品を中心に、同校における「児童生徒の興味関心、才能の伸長」の具現化を図る取組みの成果である、力強くも繊細な作品を紹介する展覧会です。
また本展は、当館で開催された「総合育成支援教育現場から創造の世界を学ぶ」展(2009年)の好評を受けて企画されました。
今回は、児童生徒の作品に加え、それらをもとにデザインされたTシャツなどのオリジナルグッズも展示予定です。
- 呉竹総合支援学校の児童・生徒の作品(ドローイング、立体作品など) 約50点
- 呉竹総合支援学校の児童・生徒の作品をモチーフにしたTシャツなどのオリジナルグッズ
- 呉竹総合支援学校における制作風景の写真や動画など
京都市立呉竹総合支援学校 について
1958年4月、肢体不自由の子どもたちの養護学校として設立された。2004年4月の京都市立養護学校の再編成に伴い、京都市立呉竹総合養護学校となり、障害の枠を超えた地域制の学校として、多様な障害のある子どもたちに幅広く対応した教育を進めている。さらに、2007年4月の学校教育法の改正に伴い、呉竹総合支援学校と改称された。また、2002年度から「育(はぐくみ)支援センター」を設置して、地域の総合育成支援教育の相談センターとしての役割も担っている。現在、文部科学省の研究指定を受けて、障害のある子どもたちの興味・関心・才能を伸ばす取組や特別支援教育に関する教育課程の編成についての実践研究の推進など、外部の専門家と連携した教育実践を意欲的に進めている。