小野佐世男展 ~モダンガール・南方美人・自転車娘~

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小野佐世男「フアツシヨン・シヨウ」
『東京パック』1936年2月号[資料]

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小野佐世男「無題」『読物クラブ』1947年1月号表紙
コンテ・水彩・紙、370×240mm、小野耕世・蔵[原画]

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小野佐世男「艶姿京初春」
『読物クラブ』1947年1月号[資料]

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小野佐世男「一本足の女」1951年頃、
コンテ・オイルパステル・水彩・紙、1085×765mm、
小野耕世・蔵[原画]

1930年代から50年代にかけて、諷刺漫画雑誌や新聞小説の挿絵などで筆を振るい、映画 やラジオにも出演するなど、様々なメディアで大活躍した画家・漫画家の小野佐世男。 本展は、時代の寵児として昭和を駆け抜けたこの天才作家を、ペン画や油絵、掛け軸などの原画50点以上および当時の掲載誌、ポスターなどの関連資料100点以上で紹介します。

佐世男は、1954年、来日したマリリン・モンローに会いに行く直前に急逝するまで、数多くの女性を描いてきました。銀座を闊歩するモダンガールから従軍先のインドネシアの女性たちまで、それぞれの時代や場所で、佐世男が等しいまなざしを注いだ「美女」たちの、たくましく楽しげな姿をお楽しみいただけたらと思います。

期間

2013年10月31日(木)~2014年2月11日(火・祝)

◇午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分)
◇休館日:水曜、12/29(日)~1/3(金)

会場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー4、ギャラリー6
料金

無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です

※11/1(金)は関西文化の日につき入場無料

関連イベント

小野耕世講演会「小野佐世男が帰ってきた!」

関連イベントとして、小野佐世男の長男で、マンガ評論家として著名な小野耕世(おの・こうせい)氏に、佐世男の作品と人の魅力について語っていただく講演会を開催します。

日時

2013年11月3日(日) 午後2時~4時

会場 京都国際マンガミュージアム 3階 研究室1
料金 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です
出演 小野耕世(マンガ評論家)
定員 50名(先着順)
参加方法 事前申し込み不要
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小野佐世男「人野好郎 青春案内」1934年、インク・水彩・紙、小野耕世・蔵[原画]

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小野佐世男「無題」1940年代前半
コンテ・インク・紙、250×325mm、小野耕世・蔵[原画]

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小野佐世男「外燈」(永井龍男)挿絵、1952年
コンテ・インク・紙、222×335mm、小野耕世・蔵[原画]


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小野佐世男ポートレート 
秋山庄太郎・撮影
© 秋山庄太郎写真芸術館

小野佐世男(おの・させお)プロフィール

1905年、神奈川県横浜市出身。
東京美術学校(現・東京芸術大学)西洋画科に在学中から、今にいたるまでその水準の高さが評価されている諷刺グラフ誌『東京パック』に、女性風俗を中心とした諷刺画を次々と発表、「漫画界に麒麟児現わる」と言われる。新聞小説の挿絵や、女性雑誌のファッション画、映画のポスターや本の装丁をてがけるほか、ラジオ番組やステージショーなどにも出演、活躍の場を広げる。

第二次大戦中は、プロパガンダ要員として徴用され、インドネシアに渡る。そこでの光と色彩に魅了され、ジャワやバリの人々の生活を克明にスケッチし続けた。 戦後、帰国した佐世男は、以前にも増してメディアのひっぱりだこになる。油絵の大作も描くようになるが、1954年、インタビューし、その姿を描きに行くことになっていたマリリン・モンローが来日したその日、48歳の若さで急逝した。



※スケジュール・出演者・内容などについては変更の可能性があります。予めご了承ください。

-IMRC- 国際マンガ研究センター
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