望月三起也 漫画家デビュー55周年記念 !
ワイルド7 原画展
この度、京都国際マンガミュージアムでは、巨匠・望月三起也の漫画家デビュー55周年を記念し、アクションマンガ「ワイルド 7(セブン)」の原画展を開催します。映画をイメージさせる斬新でダイナミックな構図、考証に裏付けられたバイクや銃の精緻な描写等々、「ワイルド 7」はストーリーもさることながら、その画風も独自の世界観に満ちており、鉛筆線やコラージュの跡など、原画を見ることでその魅力の秘密を知ることができます。
この機会にお楽しみください。
期間 |
2016年1月14日(木)~2月9日(火) ◇開館時間:午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分) ◇休館日:毎週水曜日 |
会場 | 京都国際マンガミュージアム 1階 エントランス |
料金 | 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です |
内容 | 望月三起也の「ワイルド7」から原画16点を展示 |
主催:京都国際マンガミュージアム
協力:株式会社学研プラス、株式会社実業之日本社
「ワイルド7」 © Mikiya Mochizuki
「ワイルド7」 © Mikiya Mochizuki
その他
当館ミュージアムショップにて「ワイルド7」限定オリジナルプリントシリーズ 全7種複製原画(小全紙サイズ660×505 ㎜)を販売いたします。限定各200部。
著者直筆サイン&通しナンバー 、専用箱入り。
※本商品のお届けは2016年3月下旬を予定しております
※お客様の個人情報は、京都国際マンガミュージアム(販売)・株式会社学研プラス(制作・発送)においてお申し込みの複製原画の販売に関する目的のみに使用いたします
作品No.1~5(連載漫画原画および背表紙複製) |
額あり:各54,000 円(税込) 額なし:各43,200 円(税込) |
作品No.1 野生の7人(連載第1回巻頭) 作品No.2 爆破105(前編)第11巻カバーイラスト 作品No.3 魔像の十字路(扉)LAST10 作品No.4 魔像の十字路・炎のダイブ 作品No.5 愛蔵版(背表紙)ワイルド勢揃い |
作品No.6~7(描き下ろし原画複製) |
額あり:各75,600 円(税込) 額なし:各64,800 円(税込) |
作品No.6 新作イラスト「廃墟の飛葉」 作品No.7 新作イラスト「飛葉とユキ」 |
ワイルド7について
1969年から1979年にかけて『週刊少年キング』に連載されたアクションマンガ。「法では裁けぬ悪党を、裁判にかけずに殺す」アウトロー集団という設定が少年誌には不向きと言われ、読者が離れていくのではと懸念された。しかし華麗なバイクアクションや伏線を張り巡らせたストーリー、主人公・飛葉(ひば)を中心にした魅力的なキャラクターで大人気を博し、1972年にはテレビドラマ化もされた。
次々と殉死をしてメンバーが入れ替わるという設定は、常に読者にスリルとサスペンスをもたらし、コミックスは48巻を数える当時としては異例の長期連載となった。最終話ではメンバー全員が死ぬという予言に基づいて物語が進行し、最後に飛葉の生死は不明のまま完結した。
連載終了後、読者の熱い要望に応えて「新ワイルド7」「続新ワイルド7」「飛葉」などの続編が断続的に発表された。2011年には実写映画化もされ、「ワイルド7R」シリーズ最新刊「ワイルド7R2」が2015年に発刊されるなど、今日まで息長く「ワイルド7」の世界は続いている。
望月三起也(もちづき・みきや)プロフィール
神奈川県横浜生まれ。吉田竜夫氏のアシスタントを経て、1960年『少年クラブ増刊号』にて「特だねを追え」でデビュー。1964年『少年キング』にて「秘密探偵 JA」を連載。大ヒットとなりその後数多くの作品を少年誌に発表。1968年にはマイク・ハスラーのペンネームで「狂い犬(マッド・ドッグ)」を連載 し、青年誌にも進出。また「最前線」等の戦記物も多く、いずれも高い評価を得ている。
1969年からは「ワイルド7」を足かけ11年に渡り連載。単行本は増刷を重ね、すでにその合計は800万部を超える。また大のサッカーファンで、自らが監督兼プレイヤーを務めるサッカーチーム「THE ミイラ」には、TV タレントを含む多くの著名人が参加し、サッカー人気の普及にも貢献。デビュー55周年を迎えた今でも、単行本「ワイルド7R」シリーズなど、数々の作品を発表し続ける。
主な著作は「秘密探偵JA」「最前線」「ケネディ騎士団」「狂い犬(マッドドッグ)シリーズ」「ワイルド7」「夜明けのマッキー」「俺の新選組」「優しい鷲 JJ」「新ワイルド7」「続・新ワイルド7」「飛葉」「ワイルド7R」など