京都精華大学マンガ研究科・国際マンガ研究センター共催 特別講演会
台湾女性漫画家AKRU〜その制作を語る
この度、京都国際マンガミュージアム/京都精華大学マンガ研究科/同・国際マンガ研究センターは台湾のマンガ家AKRUを招き、講演会を行います。
2008年にデビューしたAKRUは戦前の台湾社会の線密な歴史描写を背景に、幻想的ファンタジーを構築しストーリーを進めていきます。高い画力と構図によって彩られた独特の味わいをもつ百花繚乱の絵巻物、という評価を受けた本作ですが、日本ではまだ翻訳されていません。 2013年6月にバンドンで開催した国際マンガ研究センター第5回国際学術会議でのアーティスト・トークに引き続き、本講演会をもって、AKRUの(同人誌を含む)活動に接触しながら、「海外でのマンガ・スタイル」や「女性マンガと歴史の記憶」などについて語っていただきます。
なお、京都精華大学マンガ研究科の池田美香によるインタビュー形式となります。
※使用言語は中国語と英語で行われ、日本語への逐次通訳が入ります。
日時 | 11月17日(日) 午後3時~5時30分 |
会場 | 京都国際マンガミュージアム 3階 研究室1 |
料金 | 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です |
出演 |
AKRU(アクル)(マンガ家) 池田美香(京都精華大学マンガ研究科) 司会:ジャクリーヌ・ベルント(京都精華大学マンガ研究科長) |
定員 | 50名(先着順) |
参加方法 | 事前申込不要 |
問合せ先 | berndt@kyoto-seika.ac.jp |
主催:京都国際マンガミュージアム/京都精華大学マンガ研究科/京都精華大学国際マンガ研究センター
AKRU プロフィール
2008年にプロデビューを果たし、台湾の漫画業界において『柯普雷的翅膀』(コプレの翼、Wings of Kopule, 2008)で注目を集める。戦前のフォーモサを舞台とする『北城百画帖』(The Bai Hua Café, 2010)は2011年度[第15回]文化庁メディア芸術賞マンガ部門において審査委員会推薦作品。