京都国際マンガミュージアムではこのたび、「この世界の片隅に」などで知られるこうの史代の「ギガタウン 漫符図譜」(朝日新聞出版)を紹介する展覧会を開催します。
マンガ独特の表現記号である「漫符」を、〈テラタウン=京都〉が誇る国宝「鳥獣人物戯画」(髙山寺蔵)のキャラクターを現代風にアレンジし、解説した本作。展覧会では、その貴重な原画をご覧いただくとともに、「漫符」の、ひいてはマンガ表現そのものの豊かな世界を深掘りして解説します。
2018/11/26 会場作り その2☆
じゃじゃーん!ギガテラ展の会場はこんな感じで楽しめる展示になりました!貴重な原画もご堪能いただけるので、ぜひ遊びにいらしてください。
2018/11/10 会場作りは☆
そしてギガテラ展の会場作りはこんな感じです!どんな展示になるか乞うご期待。♥WAKU o(^o^)o WAKU♥
2018/11/10 チラシのひみつ
チラシはトレーシングペーパーを使用し、裏が透けるこだわりの1枚です!両面印刷により4コマが成立しています。
2018/11/10 11月22日スタート!!「ギガテラ」展
今月22日からスタートする企画展「ギガタウン・イン・テラタウン」略して「ギガテラ」展ですが、今回のポスター(左)、チラシ(右)はこんな感じです♥
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マンガが日常にあふれる世界に生きている日本人は、漫符を、誰に教わるでもなく理解し、読み解き、場合によっては、自分の気持ちを伝えるコミュニケーション言語として使いこなしています。
展覧会では、「ギガタウン 漫符図譜」で紹介されているよく知られた10の漫符を取り上げ、それらの歴史や古今東西の使用例を紹介するなどして、詳しく解説します。漫符を体感できる写真コーナーもご用意しました。
SNSで「#ギガテラ展」や「#gigateraten」をつけて写真をシェアしよう!!
京都国際マンガミュージアム館内は原則撮影禁止です。
「ギガタウン・イン・テラタウン」の展示会場(ギャラリー1・2・3)のみ、写真撮影していただけます。
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ひとつの漫符を1ページの4コママンガで解説する「ギガタウン 漫符図譜」。その原画を一堂にご覧いただけます。作者のこうの史代は、一作ごとに作品テーマに合わせた表現的な仕掛けや画法を試みている、挑戦的なマンガ家です。原画からその生の筆致を感じていただくことは、そうした工夫を新たに発見できる絶好の機会となるでしょう。
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今回の展覧会のために、こうの先生がイラストを描き下ろしました。
ここでしか観られない貴重な限定作品を見逃すな!
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この部屋で紹介している10の漫符を使っているマンガ本を、マンガミュージアムの本棚から探してきて、漫符の「事例集」をみんなで作ろう!
- 〈やり方〉
- 1. この部屋で紹介している10の漫符のうち、どれかひとつが使われているマンガ本を、マンガミュージアムの本棚から探して、持ってくる。
- 2. その漫符が使われているページに、対応する漫符のスタンプが押された付箋を貼る。
(1冊の本につき、貼る付箋は1枚だけにしてください。) - 3. 付箋を貼った本を、その漫符が書かれた本棚に置く。
①白目になった状態。
②転じて、非常に大きな精神的衝撃を受けた様子を表す。
③呆れ果てた状態。②のパロディー的表現と思われる。 -
みんなでオリジナルの「漫符」を考えよう!面白い漫符は、プロのマンガ家さんが採用して、後世に残るかも?!
- 〈やり方〉
- 1. 用意されたワークシートに、あなたの考えたオリジナル漫符とその説明を書いてください。
「課題部門」と「自由部門」があります。 - 2. 描き終わったら、壁にひっかけていってください。
展覧会に合わせて、オリジナルグッズをご用意しています。京都国際マンガミュージアムだけでしか買えない限定グッズを本展と合わせてお楽しみください!!!
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漫符Tシャツ(忍者インク)
3,200円
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漫符Tシャツ(LY / SB)
各色 2,800円
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トイレットペーパー
500円
マスキングテープ
各450円
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手ぬぐい
864円
ポストカードセット
(4種1セット)540円
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クリアファイルセット
(2種1セット)756円
描き下ろしイラスト
絵葉書 単品売り150円
※価格はすべて税込です。
※画像はイメージです。実際の商品と異なる場合がございます。
- 企画展
- ギガタウン・イン・テラタウン こうの史代の「漫符図譜」
- 開催期間
- 2018年11月22日(木)~2019年4月2日(火)
- 開催時間
- 10:00~18:00 (最終入館は17:30)
- 休館日
- 毎週水曜日、12月26日~1月4日、2月4日~8日
- 会場
- 京都国際マンガミュージアム 2階ギャラリー1、2、3
(京都市中京区烏丸通御池上ル) - 料金
- 無料
- 主催
- 京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター
- 協力
- 朝日新聞出版
- 問合先
- 京都国際マンガミュージアム
TEL:075-254-7414
FAX:075-254-7424
1968年、広島市生まれ。1995年、「街角花だより」でマンガ家デビュー。
2005年、原爆をテーマにした作品「夕凪の街 桜の国」で第9回手塚治虫文化賞新生賞、第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。同作は、映画化・テレビドラマ化もされた。10年、太平洋戦争中の広島県呉市の日常を丁寧に描いた「この世界の片隅に」で第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞、片渕須直監督による劇場版アニメーションも大きな話題に。
15年にマンガミュージアムで開催された「マンガと戦争展」にも原画が出展された。日常生活をテーマにしたユーモアが際立つ「長い道」や「こっこさん」、表現的実験が刺激的な「平凡倶楽部」や「ぼおるぺん古事記」(平成25年度古事記出版大賞稗田阿礼賞受賞)など、著作多数。