本日開館
カミュ、マンガになる

ジャック・フェランデズ×車戸亮太オンライントークショー

カミュ、マンガになる

2021年11月13日(土) 18:00~19:30

京都国際マンガミュージアムでは、アンスティチュ・フランセ日本の主催する「読書の秋(バンド・デシネの週末in関西)」のイベントとして、フランスのバンド・デシネ(フランス語圏のコミックスの総称、BDとも表記)の作家、ジャック・フェランデズ氏と日本のマンガ家車戸亮太氏をお招きし、オンライントークショーを開催します。

内容

『異邦人』、『ペスト』など、ノーベル文学賞も受賞したフランスの文豪、アルベール・カミュ。カミュの『異邦人』などをコミカライズしたフランスのバンド・デシネ作家ジャック・フェランデズと、『ペスト』をマンガ化した日本のマンガ家・車戸亮太に、カミュとの接点とコミカライズ、制作にまつわる話など、様々な話題について語っていただきます。

※トークショーには、日本語とフランス語の同時通訳がはいります。

© Jacques Ferrandez

© Jacques Ferrandez

© 車戸亮太/新潮社

© 車戸亮太/新潮社

ジャック・フェランデズ (Jacques Ferrandez)

バンド・デシネ作家、イラストレーター。1955年、フランス領アルジェリアのアルジェ生まれ。南仏のニースにある国立装飾美術学校で教育を受けた後、1978年にフランスの出版社・CASTERMANが発行する月刊紙『À suivre』にてデビューした。カミュをはじめ、数多くの文豪の作品をコミカライズしたほか、フランス領アルジェリアの歴史を描いた「Carnets d’Orient」シリーズを発表した。カミュの作品を原作にした『バンド・デシネ 異邦人』、『バンド・デシネ 最初の人間』、『バンド・デシネ 客』(彩流社)は日本でも翻訳・出版されている。

車戸亮太 (くるまど・りょうた)

マンガ家。1989年滋賀県生れ。京都精華大学でストーリーマンガを専攻。卒業後、講談社の『月刊モーニング・ツー』にて「フロイデ」、『Bバンチ』にて「嫁はBL漫画家」などの作品を発表した。カミュの同名小説を原作にした「ペスト」は2020年から2021年にかけて発表された。リアルな描写とパンデミックという時代性も重なり、注目を集めている。「ペスト」はフランス語でも翻訳出版された。

読書の秋

フランス語で創作された文芸作品を広く知っていただくために、アンスティチュ・フランセ日本が毎年企画しているイベント。多様かつ学際的なプログラムで、フランスや日本の文筆家やマンガ家を取り上げており、今年で14回目の開催となる。

料金

無料

出演

ジャック・フェランデズ(バンド・デシネ作家)、車戸亮太(マンガ家)、ユースギョン(司会)

主催

アンスティチュ・フランセ日本、京都国際マンガミュージアム、京都精華大学国際マンガ研究センター、 北九州市漫画ミュージアム

協力

笹川日仏財団、GALLIMARD、彩流社、新潮社

参加方法

事前申込不要
※対談はアンスティチュ・フランセ日本のYoutubeページにて御覧いただけます。
以下のリンクから参加方法が確認できます。

https://www.institutfrancais.jp/kansai/agenda/ferrendezkurumado/

※新型コロナウィルス感染拡大による入場制限や臨時休館等含め、スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。