荒俣宏館長がこれまでの10年と、これからの京都を思い描く、空想と現実のはざまにいるような魔訶不可思議な展覧会です。他では味わえない異彩の空間をご堪能ください。
開催日時
2026年11月25日(水)~ 2027年2月28日(日)
会場
京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー4
料金
無料
※ミュージアムへの入館料は別途必要です
※11月25日(水)は「関西文化の日」につき入館無料
※当日、エントランスの券売機にて当日券のご購入も可能です。
※入館チケットの購入方法は、当日ご入館時に券売機でお求めいただくか、オンラインでの事前購入になります。
時間
午前10時~午後5時(最終入館は午後4時30分)
休館日
毎週水曜日(祝日の場合翌日休館)、
12月26日(土)~1月6日(水)、1月25日(月)~29日(金)
展示内容/展示物
荒俣宏館長が思い描く近未来は宇宙人が人類と共存しており、人の心に生まれた神により見守られている現在とは全く異なる世界です。本展では、マンガ家・バロン吉元氏が天啓を受けて描いた宇宙人の肖像画「宇宙人の骨」シリーズ100点の原画を世界初公開します。さらに荒俣宏館長が京都精華大学の学生と共に行った「荒俣宏アートプロジェクト」の作品についても展示が行われます。
他にも荒俣館長が約10年間にわたり収集してきた国内外の縁起物や、まじない物など約200点も紹介します。
- 宇宙人の肖像画「宇宙人の骨」シリーズ100点
- 荒俣宏アートプロジェクト「怪異生物がおどるウェルカム動画」1点
- 荒俣宏アートプロジェクト「20周年記念式典イラスト」1点
- 荒俣宏アートプロジェクト「路上観察写真・拓本」約40点
- 荒俣宏アートプロジェクト「京都を守る神像」1点
- 荒俣館長と当館が集めた10年間の縁起物とまじない物約200点
その他、計約360点
<荒俣宏アートプロジェクトとは>
若い世代にこれからの京都を担ってもらうため、荒俣宏館長が企画した京都精華大学の学生を対象に行われた4つの部門のコンテストです。
1.「怪異生物がおどるウェルカム動画」コンテスト
本展の来場者に怪異生物が代表して感謝の意を表す踊りの動画を募集しました。
2.「20周年記念式典キービジュアルイラスト」コンテスト
当館20周年式典用に「未来の京都・マンガ」をテーマに作成したイラストを募集しました。
3.「路上観察で撮った写真」コンテスト
荒俣館長が学生と行った路上観察(路上にみえる奇妙な風景を発見し、写真記録するアート活動)イベントにおいて撮影された作品。拓本も行われた。
4.「京都を守る神像」コンテスト
「京都を守る神像」をテーマに神様のデザインを募集しました。入賞した学生は荒俣館長と日本の伝統工芸「一式飾り」風に神像を合作し、本展で展示します。
参考
荒俣宏(あらまた・ひろし)
作家。1947年東京生まれ。慶応大学卒業後、10年間のサラリーマン生活ののち独立。百科事典の編集助手をしながら書いた小説「帝都物語」がベストセラーになり日本SF大賞受賞。「世界大博物図鑑」で、サントリー学芸賞受賞。神秘学、博物学、風水等多分野にわたり精力的に執筆活動を続け、その著書、訳書は350冊あまり。
妖怪研究家としても有名である。子どもの頃は貸本マンガに夢中になり、マンガ家を目指し漫画賞に応募したこともある。
近著に「日本まんが1巻~3巻」(東海大学出版)など。2017年4月より京都国際マンガミュージアム館長。
(撮影:手塚憲一)
バロン吉元(ばろん・よしもと)
マンガ家。1940年旧満州生まれ。1959年にマンガ家デビュー。代表作『柔俠伝』はシリーズ5作を約10年間にわたり連載。劇画隆盛期に多数の作品を発表するも、1980年に全ての連載を終えて単身渡米、マーベル・コミックなどで作品を発表。帰国後は漫画執筆と並行して一枚絵に着手、以後30年にわたりバロン吉元の名を伏せ絵画制作に没頭。2004年、大阪芸術大学キャラクター造形学科教授に就任し後進育成に力を注ぐ。2015年には雅号をバロン吉元に統一。画業60年を迎えた2019年には日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞。近年は北米やヨーロッパを中心に翻訳出版が進み、展示開催や国際漫画祭への参加など国内外で精力的に活動。2024年には約20年ぶりの新作劇画『あゝ、荒野』(原作:寺山修司)を「HERO’S Web」で月刊連載開始。2025年、令和7年度文化庁長官特別表彰を受賞。
宇宙人の骨:アンドロメダA星人のスカル
© バロン吉元
宇宙人の骨:オトメ座M87K星人のスカル
© バロン吉元
宇宙人の骨:タウ座Z星人のスカル
© バロン吉元
宇宙人の骨:海蛇座H星人のスカル
© バロン吉元