京都国際マンガミュージアムではこの度、国際日本文化研究センターとの共催で、下記の通りメキシコのコミックス文化をめぐる学術シンポジウムを開催いたします。
※本シンポジウムは国際日本文化研究センターの機関拠点型基幹研究プロジェクト「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」の一環として開催されます。
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会場2階 ギャラリー6
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定員定員50名(先着順)
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料金
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主催京都国際マンガミュージアム京都精華大学国際マンガ研究デンター国際日本文化研究センター
出演者
アルマンド・バルトラ(メキシコメトロポリタン自治大学 教授)
アルバロ・エルナンデス(国際日本文化研究センター プロジェクト研究員)
司会:大塚英志
「イストリエタ」とは、中南米のスペイン語圏で用いられる、マンガを意味する言葉です。スペイン語の「イストリア」が「歴史」や「物語」を意味するのに対し、「イストリエタ」という言葉には「歴史になりきれないもの」、あるいは「小さな物語」といったニュアンスがあります。
なかでも1930年代から50年代にかけて、メキシコはイストリエタ文化の代表的な存在でした。本シンポジウムではメキシコ・イストリエタの研究者であるアルマンド・バルトラ氏をお迎えして、メキシコ革命以降に誕生した新しいメキシコ大衆社会の産物であり、メキシコにおける「ナショナル・ポピュラー」な文化の事例でもあるイストリエタの歴史について議論します。
13:30-14:15 アルバロ・エルナンデス(国際日本文化研究センター プロジェクト研究員)
「イストリエタとメキシコ大衆文化の基礎課題」
14:15-14:20 休憩(5分)
14:20-15:20 アルマンド・バルトラ (メキシコメトロポリタン自治大学 教授)
「群衆の読み物―メキシコ・コミックスの誕生、栄光と衰退」
15:20-15:35 休憩(15分)
15:35-17:00 コメンテーターによるコメントとディスカッション
出演者プロフィール
アルマンド・バルトラ(メキシコメトロポリタン自治大学 教授)
文化人類学者・政治学者、ノンフィクション作家。 1966年にメキシコ国立自治大学にて哲学を学び、また2011年にはコルドバ国立大学 (アルゼンチン)で 名誉博士(社会学)を授与される。農民運動の専門家であり、また大衆文化の研究も行う。メキシコ・イストリエタの歴史をまとめた三巻本『Puros cuentos, historia de la historieta en México』の著者である(1988年、Juan Manuel Aurrecoechea氏との共著)。
アルバロ・エルナンデス (国際日本文化研究センター プロジェクト研究員)
社会学者。2016年に神戸大学で博士号(社会学)を取得。メキシコにおける日本アニメファン文化や、日本の同人文化などの研究を行う。
※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。