荒俣宏館長も参加します!
荒俣宏館長の節分おばけ☆仮装百鬼夜行
※要事前申込。申込終了
※雨天決行、荒天時のみ中止
(中止の際はホームページやツイッターなどでお知らせします)
この度、京都国際マンガミュージアムでは、妖怪への造詣が深い荒俣宏館長監修のもと、仮装イベント「荒俣宏館長の節分おばけ☆仮装百鬼夜行」を開催します。
当日は、仮装した参加者が京都国際マンガミュージアムと元離宮二条城間を荒俣館長とともにパレードで往復します。
また今回は、鳥取県・岩手県・徳島県の3県が主催する「怪フォーラム」の京都開催関連イベントにもなります。是非親子やご家族ご一緒にご参加ください。
節分おばけとは、古来日本各地で行われていた節分の日に仮装して鬼を化かす異装儀式で、現在も祇園などでその風習が残っています。
また、旧暦で大晦日にあたる節分は邪気が生じると考えられ、節分の日に百鬼夜行を見た話が絵巻物などで伝えられています。
節分も近い開催日当日は、京都国際マンガミュージアムと元離宮二条城間を仮装した参加者が荒俣宏館長とともにパレードで往復します。
折り返し地点の二条城では、写真撮影等を楽しんでいただけます。なお、パレード終了後には、完成度やオリジナリティーなどの観点から、荒俣宏(京都国際マンガミュージアム館長)、京極夏彦(小説家)、小松和彦(国際日本文化研究センター所長)から数名の方に「節分おばけ賞」などが与えられます。
今年度のパレードには、岩手県から「マジカル河童ちゃん」「サクラ凛」(岩手まるごとおもてなし隊)や、徳島県からも「四国の秘境 山城・大歩危妖怪村」の妖怪達が参加します。
パレード予定コース
※歩道を通行します。
※復路(二条城→マンガミュージアム)も同じコースを通行します。
※コースは事前予告なく変更することがあります。
当イベントは以下の専用申込フォームからの事前申込制です。
下記の必要事項を御入力のうえ、お申込ください。
申込は終了しました。
<申込締切:2019年1月23日(水)>
※定員に達し次第締切
-昨年の「節分お化け☆百鬼夜行のパレード」の様子-
-プロフィール-
荒俣宏
作家。京都国際マンガミュージアム館長。
1947年東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、10年間のサラリーマン生活ののち独立。百科事典の編集助手をしながら書いた小説『帝都物語』がベストセラーになり、日本SF大賞受賞。『世界大博物図鑑』で、サントリー学芸賞受賞。神秘学、博物学、風水等多分野にわたり精力的に執筆活動を続け、その著書、訳書は350冊あまり。稀覯書のコレクターとしても有名である。
子どもの頃は貸本マンガに夢中になり、漫画家を目指し漫画賞に応募したこともある。
近著に『日本まんが1巻~3巻』(東海大学出版)など。
京極夏彦
小説家・意匠家。
1963年北海道生まれ。1994年、妖怪小説『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木賞、『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞、『遠野物語 remix』「えほん遠野物語」シリーズなどにより2016年 遠野文化賞を受賞。
小松和彦
国際日本文化研究センター所長。
文化人類学者、民俗学者。口承文芸論、妖怪論、シャーマニズム、民間信仰などを研究。
文化人類学の切り口の1つとして、妖怪について研究し、学問として確立。
2016年10月 日本の文化功労者に選ばれる。
中国では、学術界だけでなく、ACG(マンガ、アニメ、ゲーム)など日本のサブカルチャー愛好者から、「妖怪博士」として知られている。
怪フォーラムとは
日本の妖怪文化を伝承・普及させることを目的とした世界妖怪協会(永久会長:水木しげる)が、妖怪文化の普及に貢献した地域として「怪遺産」に認定した岩手県(遠野市)、鳥取県(境港市)、徳島県(三好市)の3県が、連携や交流を深めながら情報発信と地域活性化を推し進めることを目的に、2012年から、3県を巡る「怪フォーラム」を開催してきました。お化けに関する講義(お化け大学校)や、3県知事や荒俣宏氏、京極夏彦氏たちによるトークセッションの他、怪遺産紹介や物産販売、3県自慢の試食コーナーなど、様々な内容で楽しめるイベントです。
今年は岩手県から「マジカル河童ちゃん」(写真左)、「サクラ凛」と徳島県からも「四国の秘境 山城・大歩危妖怪村」の妖怪達が参加します。
※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。