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会場1階 多目的映像ホール
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定員200名(先着順)
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料金
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参加方法事前申込不要
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主催京都国際マンガミュージアム京都精華大学国際マンガ研究センターAnimation As Communication
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共催おもちゃ映画ミュージアム
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協力川崎市市民ミュージアム東京国立近代美術館フィルムセンター音楽学校メーザー・ハウス
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映像提供日本アニメーション文化財団安田彪
現存最古の国産アニメーション映画『なまくら刀』を含む戦前期のアニメーションに活動写真弁士と生演奏をあてた再現上映と、アニメーション史研究の第一人者・渡辺泰氏によるトークイベントを行います。(上映作品はフィルムではなくデジタル上映)
第一部 13:30~14:30
活動写真弁士の大森くみことサイレント映画伴奏者の鳥飼りょうによる生演奏付き活弁上映会
再現上映作品:「おもちゃ映画de玉手箱」、「なまくら刀」(手回し映写機を使用)、「下川凹天トリビュート・アニメーション」
幕間上映 下川凹天トリビュートアニメーション集の上映
第二部 15:00~16:00
トークイベント「渡辺泰 国産アニメーション100年を語る」
登壇者:渡辺泰(アニメーション史研究)
新美ぬゑ(Animation As Communication)
森下豊美(Animation As Communication)
プロフィール
大森くみこ
現在,ラジオ・TV・ナレーションなどの仕事に加え,活動写真弁士として関西を中心に活動中。ある日初めて活弁を知り「こんな素晴らしい世界があったのか」と衝撃をうけ,活弁ユニット「深海無声團」を結成。中年男性から可憐な少女まで幅広いキャラクターづくりが持ち味。活動拠点である大阪市中崎町プラネットプラスワンでの公演を中心に,国内外の映画祭・ソロでも活動中。
渡辺泰(わたなべ・やすし)
1934年,大阪市生まれ。日本アニメーション学会名誉会員。高校1年生の時,学校の団体鑑賞でロードショーのディズニー長編アニメーション『白雪姫』を見て感動。以来,世界のアニメーションの歴史研究を開始。高校卒業後,毎日新聞大阪本社で36年間,新聞制作に従事。友人の山口旦訓,プラネット映画資料図書館,フィルムコレクターの故杉本五郎の協力を得て,1977年『日本アニメーション映画史』(共著,有文社刊)を上梓。ついで1989年『劇場アニメ70年史』(共著,アニメージュ編集部編,徳間書店刊)を出版。以降,非常勤で大学の「アニメーション概論」で世界のアニメーションの歴史を教える。1998年3月から竹内オサム氏編集の『ビランジ』で「戦後劇場アニメ公開史」連載中。特にディズニーを中心としたアニメーションの歴史を研究課題とする。
新美ぬゑ(にいみ・ぬえ)
デザイナー,マンガ研究者,大阪府立中央図書館国際児童文学館特別研究員。2014年,川崎市市民ミュージアムで開催された「下川凹天と日本近代漫画の系譜」展の資料調査,展示デザインを行う。本展の展示構成を担当。
森下豊美
アニメーション作家,研究者,名古屋学芸大学,名古屋芸術大学非常勤講師。2000年セントラルセントマーチンズ大学(英国)BAグラフィックデザイン科卒業。2012年東京芸術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。現在,京都精華大学大学院マンガ研究科博士後期課程マンガ専攻在学中。1960年代以降の個人制作アニメーションを研究中。
Animation As Communication(アニメーション アズ コミュニケーション)
モリシタトヨミ(アニメーション作家/研究者)、髙田苑実(アニメーション/映像作家)、新美ぬゑ(イラストレーター/マンガ研究者)によるクリエイティブ・ユニット。2010年からアニメーションの制作、ワークショップ、上映会、及び展覧会の開催などに関わる活動中。本展の企画構成などを担当。
※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。