この度、京都国際マンガミュージアムでは、同館長・荒俣宏が健康と厄除けを祈願する「夏越の祓」の時期に合わせ、江戸時代の怪談研究を中心に仏教、民俗と怪異の関わりに造詣が深い京都精華大学国際文化学部の堤邦彦教授をお迎えし、「妖怪」をテーマにオンライン対談イベントを以下の通り開催します。
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料金1,000円
支払い方法はオンライン決済サービス「PayPal」を通した決済のみ -
出演堤邦彦(京都精華大学国際文化学部教授)
荒俣宏(京都国際マンガミュージアム館長) -
主催京都国際マンガミュージアム
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協力百物語の館
日本だけでなく世界でも注目を浴びる「妖怪」をテーマに、お二人がそれぞれの立場から妖怪の魅力について語り合います。また、特別講演として京都精華大学国際文化学部・堤邦彦研究室が主宰する怪談朗読団体「百物語の館」の高杉詩香による「百物語」の実演もご覧いただけます。
申込方法
このイベントは、オンライン会議室システム「Zoom」のウェビナー機能を用いたオンラインイベントです。
観覧をご希望の方は、以下の申込ボタンより申込ください。
「PayPal」を通した支払い手続きが完了後、視聴アドレスが申込メールアドレスに送付されます。
当日はそのアドレスよりご視聴ください。
※視聴には「Zoom」と、決済には「PayPal」のアカウントが予め必要になります
※申込後のキャンセルは受け付けません。
※メールアドレスのお間違いや、@kyotomm.jpからのメール受信設定のご確認を予めお願いいたします。
夏越の祓(なごしのはらえ)とは
6月末に行われる「夏越の祓」は、半年分のケガレを落とす行事で、この後の半年の健康と厄除けを祈願する。由来は神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)にまで遡ると云い、新暦に移った現在でも6月30日ごろに日本各地の神社で行なわれている伝統行事。
堤邦彦(つつみ・くにひこ)プロフィール
京都精華大学国際文化学部教授、情報館長。
1953年東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修了、文学博士。江戸時代の怪談研究を中心に仏教、民俗と怪異の関わりを追い求める。著書に『江戸の怪異譚』、『女人蛇体〜偏愛の江戸怪談史』、『江戸の高僧伝説』、『現代語で読む江戸怪談傑作選』、『京都怪談巡礼』、『日本幽霊画紀行』など。
大学教員のかたわら、2015より怪談朗読団体「百物語の館」の元締めとして各地の神社仏閣において古典怪談を読む会を主宰し、怪談文化の普及を目指す。最近はコロナ禍のなか、京都の異界名所を歩く動画「怪談目線」をYouTubeにて配信・公開中。
荒俣宏(あらまた・ひろし)プロフィール
作家。京都国際マンガミュージアム館長。
1947年東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、10年間のサラリーマン生活ののち独立。百科事典の編集助手をしながら書いた小説『帝都物語』がベストセラーになり、日本SF大賞受賞。『世界大博物図鑑』で、サントリー学芸賞受賞。神秘学、博物学、風水等多分野にわたり精力的に執筆活動を続け、その著書、訳書は350冊あまり。稀覯書のコレクターとしても有名である。
子どもの頃は貸本マンガに夢中になり、漫画家を目指し漫画賞に応募したこともある。
近著に『日本まんが1巻~3巻』(東海大学出版)など。
※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。