本日開館

《紙芝居》10月 実演者スケジュール

。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆紙芝居・10月口演・:*:・゚★,。・:*:・゚☆
2日 (木) らっきょむ
3 日(金) いちりん
4日 (土) だんまる  
5日 (日) らっきょむはるる 
6日 (月) いちりん
7日 (火) らっきょむ
9日 (木) らっきょむ
10日 (金) はるる  
11日 (土) だんまる
14日 (火) はるるらっきょむ
16日 (木) だんまる
17日 (金) だんまる
18日 (土) はるる・せんべい
19日 (日) せんべい
20日 (月) せんべい
21日 (火) はるる
23日 (木) らっきょむ
24日 (金) いちりん
25日 (土) だんまる 
26日 (日) はるる  
27日 (月) いちりん
28日 (火) はるる 
31日 (金)らっきょむ
ヤッサン一座の紙芝居屋で、私だけが知らないことがある。
私だけ「ヤッサン」を知らない。
だんまる、らっきょむ、はるる、せんべい、ちっち、兄弟子、姉弟子は皆ヤッサンの弟子。
ヤッサンの紙芝居を見て、魅せられ、紙芝居を始めた。

「ヤッサンってどんな人??」
と、私が兄弟子、姉弟子に聞かなくても、会うたび、話すたび、口演をみるたびにみんなが落としていく、それは、パズルのピースのように少しずつ。
そして、それぞれ色の違う紙芝居なのに、どこか同じ匂いのする紙芝居。そこには、ヤッサンの教えがあるのだろうか?
知らないはずのヤッサン。
だけど、みんなが落としていくパズルのピースを集めて組み合わせると、絵柄が少しずつ見えてきた、、、ような気がする。

「京都の真ん中で、堂々と大声だせるのは俺らだけかもね。」そうやって口演前の呼び込みで言っていた、だんまる。
「このとき、師匠ヤッサンに"いってきます"って気持ちで言ってるよ」そんな、だんまるの声はよく響く。

ちょぉーん。ちょんっ
拍子木鳴らし
「紙芝居が始まるぞぉー!!!」
ヤッサンまで届くようにと。言葉に込める。
まさか、自分もこの京都の真ん中で呼び込みをする日が来るとは、、、

ヤッサンらしき絵柄のパズルは、まだ未完成。
ヤッサンが残してくれた、京都国際マンガミュージアムの紙芝居小屋には日本人も海外の人もたくさんやってくる。
その人たちが残りのパズルのピースを落としていくかもしれない。
お客さんに鍛えられながら、パズルの完成を目指す。
いろんな色の、いろんな形の、いろんな言葉のパズルのピース。
ひとつとして同じ形はないけれど、一つだけ同じ「WAHAHA!」の笑い声。
パズルが完成したら。WORLD PEACEも叶うだろうか

あなたと笑い合えることを、紙芝居小屋でお待ちしております。
=いちりん=