本日開館

《紙芝居》9月 実演者スケジュール

。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆紙芝居・9月口演・:*:・゚★,。・:*:・゚☆
1 日(日) はるる 
2 日(月) らっきょむ
3 日(火) らっきょむ
5 日(木) だんまる
6 日(金) らっきょむ
7 日(土) はるる 
8 日(日) だんまる
9 日(月) だんまる
10 日 (火) はるる
12 日(木) らっきょむ
13 日(金) だんまる
14 日(土) はるる
15 日(日) らっきょむ 
16 日(月) らっきょむ
17 日(火) はるる
19 日(木) らっきょむ
20 日(金) らっきょむ
21 日(土) はるる 
22 日(日) だんまる
23 日(月) だんまる 
24 日(火) はるる
26 日(木) だんまる
27 日(金) らっきょむ
28 日(土) はるる
29 日(日) だんまる
30 日(月) だんまる
師匠ヤッサンが夕焼けの向こうに旅立って12年。
弟子の多くが師匠に教えてもらった時間よりも、その後の時間の方がずっと長くなってしまいました。
僕もそうです。

8月25日は師匠の命日。
命の旅立った日を「命日」って呼ぶのはいかにもそれっぽいけど、ストンとは腑に落ちない。
命の日っていうなら、生まれた日を命日って呼んでもいいじゃないか。
むしろその方がそれっぽいじゃないか。

そんな想いで紙芝居をしていたら、これを書いてる8月の終わり、ちょうど客席にお坊さんがいたので口演中にそのまんま疑問をぶつけてみました。
そしたら返ってきた答えが
「あちらの世界に生まれた日だから」

なるほどー!!
あちらがどちらか知りませんが、なるほどです。

でもその上で、紙芝居屋の弟子として僕はこう考えたい。
「命日」は「遺された者の命の中に宿った日」

命日なんて言葉を使うのはまさに、遺された僕らなんだから。
遺された僕らが己の中の師匠と対話するからこそ、今ようやく見えてくるものがある。
あの頃分からなかった師匠想いが掴めそうな気もする。
いや、気がするだけで分からんもんは分からんまんまだったりする。

それでも少しずつ少しずつ、この身をもってヤッサンの紙芝居が伝えられたらと思います。

夕陽の向こうにいつか僕らも旅立つ日が来る。
生まれ落ちた以上、嫌でもそのスタートは切られ、それぞれのスピードで翔んで走って、いつかゴールがやってくるんでしょう。

紙芝居小屋はお互いの命が響き合う場所でありたい。
夕陽の向こうにゴールするまで、しばしお付き合いくださいませ。
=らっきょむ=