えむえむでも2012年からの恒例となった、北館1階階段室の「ガイマン」(=海外で制作されたマンガ全般)紹介コーナー。1年ごとの入れ替わり式で、その年に日本語へ翻訳・紹介された海外のマンガを取り揃えています。
そのガイマンコーナーが、10月から新たなラインナップへ切り替わりました!
日本産のマンガとはちょっと違った、アメリカやフランス、アジア各地など世界中のいろんな作品約80冊がずらり。ぜひ手にとって、その多彩な世界に触れてみてください!
ラインナップの更新と合わせて、これらの「ガイマン」の中から読者が読んで面白かった、他の人にもオススメしたい注目作品を選び出す「ガイマン賞2018」読者賞の投票もスタート。
2017年10月1日~2018年9月30日のあいだに刊行された作品を対象としています。
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一連の映画化の勢いもあって翻訳の波も好調なスーパーヒーローもののなかでは、今年はポップでキュートな『グウェンプール』シリーズや、ムスリムの少女を主人公とした新しい『ミス・マーヴェル』シリーズのようなスーパーヒロインたちにも要注目。
また、〈老い〉を描いた『皺』が日本でも激賞されたパコ・ロカによる家族の物語『家』や、文化庁メディア芸術祭大賞を受賞した『闇の国々』のペータース&スクイテンによる新作『パリ再訪』など、ヨーロッパ勢も読み応えある作品が揃っています。
日米の女性クリエイターコンビによる繊細なアートワークが目を引くダーク・ファンタジー巨編『モンストレス』や、日本好きのフランス人アーティスト二人組「アトリエ・セントー」による不思議な日本旅行記『鬼火 フランス人ふたり組の日本妖怪紀行』、あの情け容赦ない日本生まれの怪獣ハンターの活躍を描く『レッドマン』など、他にも注目作は盛りだくさん。
また、11月17日には、アニメ化もされたフランス発の〈少年マンガ〉作品『ラディアン』の作者であるトニー・ヴァレント先生と、『貧乏神が!』『双星の陰陽師』の人気シリーズで知られるマンガ家の助野嘉昭先生との対談イベントも。『ラディアン』は7巻・8巻がガイマンコーナーにありますので、ぜひその作品世界を覗いてみてください。
投票はえむえむの「ガイマン賞」コーナーだけでなく、「ガイマン賞」の特設ウェブサイトでもできます。
投票期間は2018年10月1日~11月30日。
結果発表は12月半ばの予定です!
ぜひえむえむで「ガイマン」を読んで、気に入った作品タイトルを記したあなたの一票を投票箱へ!
(雑賀忠宏)