出演者
(第1部)市川ラク(マンガ家)※オンライン出演/吉村和真(京都精華大学教授)(第2部)山田奨治(国際日本文化研究センター教授)/服部圭郎(龍谷大学教授)/服部正(甲南大学教授)/谷川建司(早稲田大学客員教授)/髙橋耕平(アーティスト、ゲスト)/玉野井麻利子(UCLA教授、コメンテーター)
会場
京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
定員
100名(先着順)
料金
参加方法
事前申込不要 ※当日午前10時30分よりミュージアム館内にて整理券を配布。
主催
国際日本文化研究センター共同研究会「縮小社会の文化創造:個・ネットワーク・資本・制度の観点から」(人間文化研究機構「博物館・展示を活用した最先端研究の可視化・高度化事業」) /京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム
国際日本文化研究センター特設サイトはこちら
内容
企画展「縮小社会のエビデンスとメッセージ」の関連イベントとして、マンガ家の市川ラク氏を迎え、展覧会の内容を解説・補完する公開シンポジウムを開催します。
第1部の対談「トルコからみた、縮む日本」では、トルコ在住で、「わたし今、トルコです。」などで知られるマンガ家の市川ラク氏をゲストに(オンライン出演)、日本の外からの視点で〈縮小社会〉について考えます。第2部のパネル討論「縮小社会展からのメッセージ」では、展覧会の元となった日文研の研究会メンバーが、あらためて〈縮小社会〉の現在と未来について議論します。
また、関連映画イベント時に展示される予定でした国際日本文化研究センター所蔵の春画の特別展示を、同会場で行います。シンポジウム終了後には、春画研究者で京都精華大学非常勤講師の鈴木堅弘氏が、展示している春画のみどころなどを解説します。
※上記映画イベント『春画と日本人』の回にご参加いただいた方は、お申込時のPeatix画面あるいはプリントアウトのご提示で当館への入館と本シンポジウム並びに春画の鑑賞が可能です。詳細は、こちらをご確認ください。
市川ラク「オダリスク」© 市川ラク/KADOKAWA
市川ラク
マンガ家。2008年、「ひつじの涙」を『月刊コミックビーム』に発表し、デビュー。初のオリジナル長編作品「白い街の夜たち」で、トルコの文化に魅せられていく専門学校生の青春を描く(2013~15年)。2015年、トルコに移住、そこでの生活をレポートするエッセイマンガ「わたし今、トルコです。」を連載(2017~18年)。最新作は、ハレムを舞台に、女奴隷たちの生を描き切った「オダリスク」(2020~21年)。