「すがやみつる展
『ゲームセンターあらし』とホビーマンガ」
（於・明治大学 米沢嘉博記念図書館、2013年）
展示会場風景
「日本マンガ学会」は、わたしたちがふだん楽しんで読んでいるマンガを、さまざまな分野の研究者が集まり考察しているアカデミックな団体です。年に一度、2日にわたって開催される大会では、ゲストを招いたシンポジウムが開催されるほか、会員が日ごろの研究成果を発表します（研究発表の会場は京都精華大学）。
学会員でなくても参加できるイベントです。ぜひご参加ください。
会場
京都国際マンガミュージアム １階 多目的映像ホール
料金
2,000円（一般）、1,000円（学生※学部生以下・要学生証/学会員）
※ミュージアムへの入館料は別途必要です
《入館券＋ガイドブック》の特別セットチケットを発売中
参加方法
事前申込不要、当日先着順
※午前10時30分より会場前にて受付
定員
200名
問合せ先
日本マンガ学会事務局（熊本大学文学部附属国際マンガ学教育研究センター内）
Eメール：mangagakkai@gmail.com
内容
1990年の東京国立近代美術館における「手塚治虫展」の開催以降、〈マンガ展〉はその場所や方法を拡げながら、マンガをめぐる営みの一部としてすっかり定着しました。
そうしたなかで、マンガを美術館のような場所で展示することの意味や、ビジュアル・ナラティブとしてのマンガ表現が、単行本や雑誌といった媒体から展示空間へと置き換えられることによって被る変化など、「マンガを〈展示〉するとはどういうことか」をめぐる論点が次々と浮上してきています。また、大英博物館でのThe Citi exhibition: Manga展に象徴されるグローバル化や、作家自身や出版社による企画開催への関わりの増大など、〈マンガ展〉をめぐる状況は今なお変化し続けてもいます。
本シンポジウムでは、これまでも多くの展示が開催されてきた京都国際マンガミュージアムでの開催を機として、こうした〈マンガ展〉の現在について、理論面・実践面からそれぞれ捉え直すことを試みます。
プログラム
第１部「マンガを〈展示〉するということ」
出演
森川嘉一郎（明治大学国際日本学部准教授）
金澤韻（インディペンデント・キュレーター）
村田麻里子（関西大学社会学部教授）
伊藤剛（東京工芸大学芸術学部マンガ学科教授／司会）
第２部「ひろがりゆく〈マンガ展〉のかたち」
出演
しりあがり寿（マンガ家）
鷲谷裕也（株式会社FUNDOM!イベント企画開発グループGM）
イトウユウ（京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授）
表智之（北九州市漫画ミュージアム学芸担当係長／司会）
前日には、学会員による研究発表会も開催されます。
※学会員でなくても参加できます。
日時
2024年6月22日（土）午後1時～4時50分
会場
京都精華大学 黎明館・明窓館（京都市左京区岩倉木野町137）
参加方法
事前申込不要 ※学会員でなくても参加できます
料金
2,000円（一般）
500円（学生／学生会員※学部生以下・要学生証提示）
1,000（学生会員以外の学会員）
主催：日本マンガ学会
共催：京都精華大学国際マンガ研究センター／京都国際マンガミュージアム
※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。
