本日開館

荒俣宏館長の「こども妖怪教室」

2022年 8月21日(日) 
①13:00~ ②15:00~
※各回とも所要時間約1時間~1時間30分、内容は同じです。

京都国際マンガミュージアムでは、こどもたちが荒俣宏館長から妖怪について学ぶ「こども妖怪教室」を開催しています。6回目となる今回は、京都市考古資料館の山本雅和館長をお迎えして妖怪と呪い(まじない)を中心に「京都の呪術」についてお話します。その後参加者には、実際に京都で疫病除けに行われた呪いのひとつ「墨書人面土器(ぼくしょじんめんどき)」を作成いただきます。他では味わえないこの夏のイベントにぜひご参加ください。

会場

京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール

料金

事前購入

※当日、エントランスの券売機にて当日券のご購入も可能です。
※入館チケットの購入方法は、当日ご入館時に券売機でお求めいただくか、オンラインでの事前購入になります。

対象

小学生・中学生
※小学生の参加には保護者の同伴が必要(同伴の保護者の参加費は不要)

定員

各回30名(事前申込・先着順)
※ 定員に達し次第申込締切

参加方法

参加ご希望の方は、以下にある申込フォームより必要事項(参加者氏名及び学年・電話番号・保護者同伴の際は保護者名)を入力のうえお申込みください。
開催日当日は、会場前で受付をいただき参加費をお支払い後からのご参加となります。

内容

第1部:荒俣宏館長による妖怪講座「京都の呪術」(約20分)

現在、京都市考古資料館と京都国際マンガミュージアムコラボ企画「考古資料とマンガで見る呪術-魔界都市京都-展」(2022年7月14日~9月5日)を当館では1階吹き抜けで開催しておりますが、本イベントでも京都市考古資料館の山本雅和館長をお招きして、荒俣宏館長と共に平安時代の京都で実際に使われた呪物を紹介します。お2人から繰り広げられる妖怪と呪いの話をお楽しみください。

第2部:墨書人面土器を作ってみよう!(約40分)

墨書人面土器(ぼくしょじんめんどき)とは、疫病除けの呪いとして土器に墨で顔を描き、川に流したという呪術儀式の道具です。
この時間は、墨書人面土器の実物を見ながら、土器にオリジナルの顔を描いていただきます。
完成後は、館長の総評を行います。館長により選出された作品を制作した参加者には妖怪に関する景品を授与予定です。

申込フォーム

山本雅和(やまもと・まさかず)

1963年京都市生まれ。立命館大学卒業。
1989年度より京都市埋蔵文化財研究所にて、約30年間にわたり京都の遺跡の調査・研究に携わる。専門は日本考古学だが、主な研究対象は京都の遺跡・遺物に集中している。
京都市考古資料館副館長を経て、2020年4月より京都市考古資料館館長。また、2022年4月より、京都産業大学文化学部文化学科・客員教授を務めている。

荒俣宏(あらまた・ひろし)

作家。1947年東京生まれ。慶応大学卒業後、10年間のサラリーマン生活ののち独立。
百科事典の編集助手をしながら書いた小説『帝都物語』がベストセラーになり日本SF大賞受賞。『世界大博物図鑑』で、サントリー学芸賞受賞。神秘学、博物学、風水等多分野にわたり精力的に執筆活動を続け、その著書、訳書は350冊あまり。
妖怪研究家としても有名である。
子どもの頃は貸本マンガに夢中になり、マンガ家を目指し漫画賞に応募したこともある。
近著に『日本まんが1巻~3巻』(東海大学出版)など。  
2017年4月より京都国際マンガミュージアム館長。

主催:京都国際マンガミュージアム
協力:京都市考古資料館、公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所

※新型コロナウィルス感染拡大による入場制限や臨時休館等含め、スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。

関連展示

関連展示-1「新しい妖怪展」

昨年までこども妖怪教室で描かれたオリジナルの妖怪の絵を展示します。
大人顔負けの発想力豊かな作品をご覧ください。

期間 2022年 8月21日(日)~10月17日(月)
会場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー4(一部)

関連展示-2「百怪展」

京都精華大学の学生が描く京都を中心に現れた妖怪や不思議な怪異を紹介するパネル展示を行います。恐ろしくてユーモラスのある妖怪をお楽しみください。

期間 2022年 8月21日(日)~10月17日(月)
会場 京都国際マンガミュージアム 1階 エントランス

※関連展示の料金は無料ですが、マンガミュージアムへの入館料は別途必要です。
主催:京都国際マンガミュージアム