日系アメリカ人スタン・サカイは、これまでアメリカン・コミックス「兎用心棒」を30年間というロングランで出版を続ける人気コミック作家です。本展では、バーチャル・リアリティ(以下「VR」)の装置を用い、スタン・サカイの描く世界をVR体験できる体験型展示を開催します。
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会場2階 和室
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所要時間約6分
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料金
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参加方法事前申込不要。先着順に体験していただけます。
※閉館時間に伴い、制限を設ける場合がございます。予めご了承下さい。 -
主催京都国際マンガミュージアム
株式会社x10studio -
協力京都クロスメディア推進戦略拠点
専用の機器を付けて、以下のVRコンテンツを体験いただけます。
(お一人様につき、下記から一つお選びいただけます)
<VRコンテンツ>
- 「猫忍者道場ゲーム (体験版)」(約6分)
『兎用心棒』でも活躍する、猫忍者族の忍者になるトレーニングゲーム。手裏剣と刀のレッスンを受ける事ができます。
- 「江戸時代の二条城体験」(約6分)
大政奉還150年メモリアルイヤーにあたる今年、当時の二条城の天守閣や城の敷地内をスタン・サカイ先生のキャラクターとふれあいながら体験することが出来ます。
また、会場では、京都観光に役立つ二条城の歴史パネルや、兎用心棒キャラクターグッズのサンプル展示、英語版コミックの展示も行います。
※機材トラブルなどにより、中止もしくは内容を変更する場合がございます。事前にご了承下さい。
1984年の初版から現在まで、30年以上の歴史を持つ人気アメリカン・コミックス。日系アメリカ人作家スタン・サカイ氏が描く擬人化された兎の侍が戦国末期〜江戸の日本を舞台に、仲間たちとの交流や旅を経て成長していく旅物語。
主人公の兎用心棒はアニメシリーズ「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」にもゲスト出演し、出版元のアメリカでは侍の代表のような存在。サカイ氏自身による日本文化や歴史への入念なリサーチや取材を元に作品制作していることは有名だが、敬愛する日本映画「宮本武蔵」、「用心棒」等へのオマージュが含まれるシーンも見受けられる。
1953年京都で生まれる。その後ハワイ州で育ち、現在はカリフォルニア州を拠点に活動をおこなっている。代表作「兎用心棒 (原題:Usagi Yojimbo)」は1984年から出版社を変えながら、現在もダークホースコミックス社で発表を続けている。作風は、セルジオ・アラゴネス作のコミックブック作品「グルー・ザ・ワンダラー」や、小池一夫原作・小島剛夕画の「子連れ狼」、黒澤明監督の映画作品から影響を受けている。 コミックスのアカデミー賞と言われるアイズナー賞や、the Parents Choice Awardなど多数受賞。
VR画面イメージ
※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。