このたび、京都国際マンガミュージアムでは、 2018年に創刊50周年を迎えたマンガ雑誌「ビッグコミック」のあゆみと、その誌面を飾った名作の数々を約200点の原画などで振り返る展覧会を開催いたします。
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休館日毎週水曜 (ただし、7月18日、25日、8月の水曜は開館)
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料金
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会場2階 ギャラリー1・2・3
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主催京都国際マンガミュージアム
京都精華大学国際マンガ研究センター -
協力小学館ビッグコミック編集部
今年、創刊50周年を迎えたマンガ雑誌「ビッグコミック」(小学館)。マンガが若者たちの文化として大きく拡がっていった時代に産声をあげ、「大人のためのコミック誌」という領域を切り拓いたそのあゆみを、その誌面を飾った名作の数々とともに振り返ります。戦後マンガ史にその名を刻んだ巨匠たちの力作から、いままさに大人のマンガ読者のためのドラマを紡ぐ作家たちの多彩な作品まで、この雑誌が戦後マンガ史に残してきた大きな足跡をご覧ください。
◆展示内容
創刊当時(1968年)から現在に至る掲載作品の原画(複製含む)、およびその他資料・雑誌など
◆「ビッグコミック」50年の歩み 創刊号からビッグコミックの誌面を飾った名作の原画などとともに、年代ごとに分かれた6つのパートでその歩みをたどります。
◆「ビッグ」な名作アラカルト 読者に愛された名作から大胆な野心作まで、50年の歴史が生み出した多彩な「ビッグ」作品を紹介します。
◆現在進行形の「ビッグコミック」 いまなお「大人のためのコミック誌」として様々なドラマを紡ぐ「ビッグコミック」。その現在進行形の誌面を原画とともに一望します。
<展示予定作品(一部)>
手塚治虫「地球を呑む」、さいとう・たかを「ゴルゴ13」、石ノ森章太郎「佐武と市捕物控」、藤子・F・不二雄「ミノタウロスの皿」、篠原とおる「さそり」、青柳裕介「土佐の一本釣り」、一ノ関圭「茶箱広重」、山本おさむ「どんぐりの家」、いがらしみきお「かむろば村へ」、いわしげ孝「上京花日」、かわぐちかいじ「空母いぶき」、なかいま強「黄金のラフ」、細野不二彦「バディドッグ」、石塚真一「BLUE GIANT SUPREME」
◆『ビッグコミック』(小学館)について
1968年2月29日創刊。大人の鑑賞にたえる読み物雑誌を、という初代編集長・小西湧之助の方針のもと、「大人のためのコミック誌」として、さいとう・たかを「ゴルゴ13」や手塚治虫「陽だまりの樹」、石ノ森章太郎「HOTEL」、林律雄(原作)・高井研一郎(作画)「総務部総務課山口六平太」といった、読者にも長く愛されている作品の数々をその誌面に掲載してきた。日暮修一・金子ナンペイの手がける有名人の似顔絵を配した表紙もよく知られている。
◆グッズ(ポストカード、複製原画)および関連書籍などをミュージアムショップでも販売。
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※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。