「『描く!』マンガ展 ~名作を生む画技に迫る―描線・コマ・キャラ~」が始まりました!
本展はミュージアム全体を巡る展示構造になっております。
見逃さないように館内の観覧例を紹介しますね!
会場は2階1・2・3+1階吹抜けです。
まず、入館いただいたらミュージアムショップを抜けて、エレベーター、もしくは階段にて2階の「ギャラリー3」へ向かってください。
1階:エレベーターを使う場合はこちら。
1階:階段を使って上がる方はこちらへ。
2階:エレベーターを降りると、この特大タペストリーが見えます。これを右に曲がって下さい。
廊下を突っ切った、一番奥の部屋です!
こちらが↑↑展示第1章の入り口です。
マンガの神様と言われる手塚治虫もかつてはマンガ読者の1人。パロディを描いたり、マンガ雑誌に投稿した始まりがあるんです。この「読む」「描く」「人に見せる」「集う」という行為はマンガの歴史の中で繰り返し行われ、メディアは変われど今も受け継がれている行為なのです。トキワ荘時代の5人の原画などをお楽しみください。
さあ、1章をご覧頂いた後は、第2章へと続く「ギャラリー2」へ向かいます。
(順路的には元の廊下を戻る感じです。)
入るところは2ヶ所ありますが、向かって右の「ゴルゴ13」が迎えてくれるこちらが入口です。この章では8名の作家の生原稿等をお楽しみください。また、マンガ家の視点から出展作家たちの描線を鮮やかに解説した田中圭一さんの解説は、より一層本展を楽しませてくれます。
そしてなんと、こちらの会場に展示されている作品等は写真撮影可能です!
生原稿の凄さに顎が外れないように気をつけてください。
この会場では、時代と共に「描線」や技法の変化、アナログ手法からデジタル手法への変化などもお楽しみいただけます。この展覧会ではなんと、天井部分にも展示がされています。お見逃しなく!
(上を見上げている図)
原画を凝視しすぎて感じる肩こりにもやさしい展示です。
また、「閲覧室で読めます」マークがついている資料は3階の閲覧室で実物を手に取り読んでいただくことができます。これも当館ならではの楽しみ方。火・金・日は開室日ですので、ぜひ合わせてお楽しみください。
>>研究閲覧室についてはこちら
2章の最後は「よつばと!」が締めてくれます。作品にも出てくる「ジュラルミン」をそっと手前から後方に揺らすと「グゥエ~」と鳴いてくれます。
ここでの注意は洗濯機に「ジュラルミン」を入れないことです。
2章までご覧いただいた後は、第3章へ続きます。
この章は、1階吹抜け全体で展開しています。火の鳥の巨大像の下を目指して下さい。
第3章は現在の「描く」に注目した現状の紹介です。
例えば、pixivの今現在の投稿状況をスクリーンで表示しています。
ペンタブレットや「コミPo!」など、実際に使ってもらえるデジタルツールも用意しています。また、この1階のワークショップコーナーでは、週末に関連ワークショップも開催されるので、ぜひ参加してご自身でも描く体験を楽しんでください。
>>ぷちマンガ家体験~『描く!』マンガ展ver.~についてはこちら
さらに「描く!」展の関連展示としては、2階メインギャラリーで雑誌『なかよし』の50年にわたる表紙のパネル展示がされています。
1階のミュージアムショップには関連グッズが目白押し!
そこでオススメはやっぱり図録!
図録を先に買い展示と共に楽しむのもよし、ご覧頂いた後に思い出しながら読破いただくのもよし!
館内ではその他の展示・イベントも開催しているので、思う存分あなたの楽しみ方で1度と言わず何度でもお楽しみください。展示会場を巡っている間に誘惑が沢山あるので、横道歓迎です。
本展、2015年夏から日本各地を巡回し、当館が最後です。
各地の展示を逃された方にとっても最後のチャンス。春休みやゴールデンウィークもありますので、後悔なきよう、思う存分お楽しみください!
>>「『描く!』マンガ展 ~名作を生む画技に迫る―描線・コマ・キャラ~」についてはこちら
>>「『描く!』マンガ展」関連トークイベント「田中圭一×伊藤剛対談「描いて読み解く!」」についてはこちら
>>「『描く!』マンガ展」関連トークイベント「田中圭一×吉田戦車対談『描く!』ギャグマンガ家」についてはこちら
(広報)