本日開館

《紙芝居》11月 実演者スケジュール

。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆紙芝居・11月口演・:*:・゚★,。・:*:・゚☆
2 日(木) らっきょむ
3 日(金・祝) だんまる
4 日(土) はるる
5 日(日) らっきょむ らっきょむ
6日 (月) はるる だんまる
7日 (火) だんまる はるる
9 日(木) だんまる
10 日(金) らっきょむ だんまる
11日 (土) らっきょむ
12日 (日) はるる
13 日(月) だんまる らっきょむ
14 日(火) はるる
17 日(金) らっきょむ
18日 (土) だんまる らっきょむ
19日 (日) らっきょむ
20日 (月) だんまる
21日 (火) はるる
23日 (木・祝) らっきょむ
24日 (金) らっきょむ
25 日(土) はるる
26日 (日) ちっち
27日 (月) ちっち
28 日(火) はるる
30日 (木) だんまる
ここのところ、日が落ちるのが早くなってきた。

気がつけばあっという間に夜のカーテンが町を覆う。
まだ夕陽が空であがくうちに子ども達は家路を急ぐ。

まっくらはあぶない。
まっくらはこわい。
こわいのはオバケか人さらいか。
いや、もっとリアルに、もっと身近にこわかったのはお母さんに叱られること。
僕が子どもの頃は、だいたいみんな5時になったら帰りなさいとお母さんから言われていた。

だから一番星が顔をのぞかせる空と競争するように急いで家に帰る。
そしてお茶の間で宿題しながら妖怪人間ベムとか黄金バットの再放送を見ていた。
それが僕の子どもの頃の夕方だった。

今は決まった時間にTVの前に座るなんて事はしない。
今の子は観たい時に観たいものを観る。なんなら自由に早送りも巻き戻しもする。

そんな今の子にとって紙芝居は不便極まるものかもしれない。
自分のペースで見せてくれない。むしろ紙芝居屋のペースで見せられる。
なかなか一枚をめくらずにヤキモキさせたり、いきなりビュンビュンめくったり。子どもの言う事を聞いてくれない。
しまいに子どもに呆れられたりする。

でも、今の時代だからこそ紙芝居屋はそんな存在であっていい。
人間同士関わり合うのはめんどくさい。けど、そこでしか得られない喜びもある。そしてそこに結構大切なものが埋まってるんじゃないかと思っているのだ。
それを面白がってもらえるほどの紙芝居を僕たちもしていくつもり。

夕暮れには去ってく紙芝居屋さん。
日のある時間にどうぞお越しください。



= ヤッサン一座の紙芝居 らっきょむ=