本日開館

《マンガ工房》2月 実演カレンダー

☆マンガ工房実演者スケジュール☆

【2月】

(土) 小島 / イム
(日) 小島 / 野田
(土) 小島 / イム
10 (日) 小島 / 野田
11 (月) 小島 / 野田
16 (土) 小島 / ヂョン
17 (日) 小島 / 野田
24 (土) 小島 / ヂョン
25 (日) 小島 / 野田


みなさん
こんにちは!
2019年、明けましておめでとうございます。

なぜか今年みたいな猪の年は
韓国と中国では「猪の年」じゃなくて「豚の年」と呼ばれているようです。

日本に来て初めてそのことを聞いて
「なぜ?」と疑問を持つようになりまして調べてみました。

資料によると仏教の影響もあり豚を食べることができなかった弥生人は
干支の親しみのない「豚」を日本で広域に存在した「猪」と変えて受け入れたという内容でした。
しかし、納得いかなかったです。
仏教は3国共通のはずなのになぜ日本だけ?

それが最近中国人の友人と話す最中目から鱗が落ち、
謎が解けたような気がしました。
基本韓国人と中国人は「豚」と「猪」を別のものとして認識していません。
猪はあくまで豚の一種です。
韓国語で「猪」は「メッテジ」、豚を意味する「テジ」に山を意味する「メ」を合成し
メ+テジ→メッテジになったのです。
中国語で「猪zhū」はもともと「イノシシ」を意味せず、豚を意味していて
韓国と同じくイノシシは「野猪yězhū」つまり山の豚という名前で呼ばれているのです。

個人的な推測ですがこれまでの情報をまとめてみると
肉を普段食べてきた中国や韓国と違って家畜として豚に親しみがなかった弥生人にとって、豚と猪は別の動物として認識されたのではないかと。

この程度の距離で似たような文化を持つ3つの国なのに
よく見ると意外と違うところがあり、思わぬところでそれに出会うことが自分にとってまた楽しみです。

この国にてマンガ家として過ごせる間、そのような「愉快な意外性」とより遭遇できるといいなと思っています。

(ヂョン)