。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆紙芝居師・3月口演スケジュール・:*:・゚★,。・:*:・゚☆
新型コロナウイルス感染症予防・拡散防止のため、3月の紙芝居口演は休止致します。
開館再開について、詳しくはこちらを御覧ください。
こんにちは、らっきょむです。
今年は暖かいですね。
暑いの大歓迎で寒いの大嫌いな僕ですら、キリリと寒い日が恋しくなるくらい暖かい。あったかいのは嬉しいけど、どこか物足りない。
茹で上がった素麺を氷水で締めるように、心に活を入れる冷たさが僕にはたまに必要なようです。たまに、本っ当にたまにでいいけど。
一年がずっと変わらぬ気候でなく、山あり谷ありだからこそ日々を感じられる。
だからこそ雪解け芽吹く春は尊いのでしょう。
僕が畑をしていた能勢の農家さん達は蒔いた種が芽吹く事を「芽ぇ切る」と言いました。
近所のおっちゃんに「めぇきったか!?」と初めて言われた時は「目を切る」としか聞こえず、グロい前衛映画か何かの話をしてるのかと思って意味が分かりませんでした。
今なら分かります。それは春を確かめ合う挨拶であり、こうやってずっとその土地に種は蒔かれ命が続いて来たんだなぁと。
師匠ヤッサンの紙芝居は時におっかなく、そして暖かいものでした。
まるで命を育む冬と春。
そう言うと、この星の営みそのものみたいな紙芝居です。デカ過ぎです。でも目標はデカ過ぎくらいでちょうどいいのかもしれません。
紙芝居をしている方は心もポカポカとあったまってます。
見ている方もポカポカあったまり思わず芽ぇ切る紙芝居でありますように!
(らっきょむ)